生き生きとした大人だから、子どもたちの前に立てる。


「給料が安い」と愚痴を言い。

「仕事がきつい」と愚痴を言い。

「こんなはずじゃなかった」と愚痴を言い。

「子供が悪い」と愚痴を言い。

「保護者が悪い」と愚痴を言い。

「上司が悪い」と愚痴を言い。

 

 

そんな教員Twitterを見るたび、「なぜ転職しないのか?」という疑問が湧いてきて仕方がない。

「せっかく教員採用試験に受かったんだから」とか言うけれど。

その結果、愚痴しか生まれないなら、さっさと別の職業に変わったって良いではないか。

 

 

別に僕は、「そういう人に先生をやってほしくない」的な気持ちで書いているわけでない。

単純に、「そんなに嫌なら、他にいくらでも仕事なんてあるじゃん?」と思うだけ。

 

 

生き方も働き方も、いくらでも選べる時代である。

「やりたいことだけやりなさい」と我が子に言い続けている僕だけど、それは大人も一緒だ。

そんなに嫌なら、やらなければいいのにな、と思う。

 

 

それに、そんな不満ばかり抱えた大人が、子どもの前で、子どもの未来を創造する仕事をするってのは、なんだか違う気がする。

 

 

いやはや、本当にね。

大人がもっと生き生きと暮らせる社会になればいいな。

僕は心からそう思っている。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。