目の前の仕事に全力を尽くす


目の前の仕事に全力を尽くす

集会で生徒会役員と各学級の委員が、校長先生から認証されました。

校長先生から、「人数が少ない学校だから、委員会の必要感を感じにくい学校かもしれません。ですが、その委員会の必要感が周囲の人に伝わるように仕事をしてください」というお話をいただきました。

 

私は、今年度初めて副担任となりました。

過去に「学級担任の方が偉い!副担任なんてオマケみたいなものだ」と言う先生がいました。

全国の仲間の中には、「今年は残念ながら副担任です」というメールをくれた先生もいます。

 

「それは違うよ」と、私は思っています。

「僕も今年は副担任です。世界で一番の副担任になることが目標です。担任の先生が、生徒との関わりだけに集中できるようにすることが僕の仕事です。」

そんな返信を送りました。

 

目の前にある仕事を大切にし、自分のもっている力をすべて発揮すると、仕事の価値が見えてきます。

世の中にね、必要のない仕事などないんですよ。

 

生徒会行事を考える仕事、門で挨拶をする仕事、トイレットペーパーを補充する仕事、下校のチェックをする仕事。

どれも等しく大切な仕事です。

一生懸命取り組めば、「必要感」も必ず伝わるものです。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。