『怒り』をマネージメントしましょう


『怒り』は知恵の息詰まり~アンガーマネージメント~

あなたは、一日にどれくらいイライラすることがありますか?

先日、この『怒り』をマネージメントする方法を学んできましたのでお伝えします。

 

私たちは腹が立つと反射的に怒りを表現してしまいます。

たとえば、だれかと身体がぶつかったとします。

反射的に「お前、痛いなぁ!」と言ってしまうわけです。

 

では、その『怒り』が静まるのに必要な時間はどれぐらいでしょうか。

 

たったの6秒なのだそうです。

ですから、『怒り』を感じたら、まず「6」を数えてみましょう。

 

それから、私たちの『怒り』の導火線は、「こうあるべき」という「自分の中の常識」から生まれるそうです。

この「こうあるべき」には、「このぐらいまでは許せる」という許容範囲があります。

この許容範囲を機嫌によ って変えないようにすることが大事なのだそうです。

今日は機嫌が悪いから許せない、今日は機嫌がいいから許せる、というように基準がブレると、周囲から「付き合いづらい相手」と認識されてしまいます。

 

それでは、1つワークをしましょう。

ここ1週間で、あなたがイライラしたこと、腹が立ったことをすべて書き出してみましょう。

 

そして、それぞれに10点満点で点数を付けていきます。

 

「一生許さない!うおぉぉぉっ!」 って怒りが10点。「ちょっとイラっとした」が1点。

このワークをすると、自分の怒りの傾向が見えてくるそうですよ。

 

イライラしている人は幼く見えるという話もあります。

怒りっぽい人は、自分の怒り(アンガー)をマネージメントする方法を知ることで、友だちとも良い関係が築けますし、健康的な心で暮らしていけるのではないでし ょうか。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。