一年の締めくくりの12月
ゴールラインは、次へのスタートラインです。
早いもので、もう12月。
平成27年も残すところあと一ヶ月となりました。
駅前は、きらびやかなイルミネーションに彩られ、すっかりクリスマスムード。
街全体がなんだか華やいで見えます。
さて、12月は「師走」といいます。
この言葉の語源にはさまざまな説があります。
有名な語源は、「師馳す (しはす)」から生まれたとするものです。
師匠の僧がお経をあげるために、東西に馳せる月という意味から生まれたそうです。
決して教「師」が走る月ではありません。
年中走っていますからね・・・。
そのほか、年が果てるという意味で「年果つ(としはつ)」が変化したとする説。
四季の果てる月という意味 で「四極(しはつ)」からとする説。
そして、「一年の最後になし終える」という意味の「為果つ(しはつ)」か らとする説などがあるそうです。
ところで、『一年の計は元旦にあり』ということわざを知っていますか。
この言葉の由来にも諸説あって、戦国時代の智将・毛利元就の言葉を言説とする説が有名です。
「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴(一番鶏が鳴く早朝)にあり。」
平成28年の始まりまであと1ヶ月。
素晴らしいスタートダッシュを切るためにも、「年果つ」この12月 に、きちんと「為果つ」ことが大切です。
1年の締めくくりの12月としましょう。