いつ見られてもよい授業を


いつ見られてもよい授業を

これまで、さまざまな先生から「授業を参観してもよろしいですか?」とお願いされることがありました。

「いつ見に来てもいいですよ。別に許可を得る必要はありませんから、いつでも来てください」と伝えています。

毎日朝の会を参観に来る先生や、小学校の先生の中にも熱心に授業参観をしてくださる先生もいらっしゃいました。

 

「いつ見に来てもいい」と言うと、驚かれることがあります。

ですが、「人に見せられないような授業を、子どもに見せていること」の方が、私はひどい話だと思うのです。

いつでも最高の授業ができるように日々準備をしています。

 

それが、真剣に学ぼうとするみなさんの気持ちに応えることであると考えます。

したがって、「今日の授業は見せられない」

そんな消化試合のような授業はできません。

 

さて、明日は授業参観です。

授業参観だからといって、特別なことは何ひとつありません。

いつも通りの授業態度でよいのです。

 

授業参観だから特別にがんばらなければならないのであれば、日頃の取り組みがよくないということになります。

みなさんは本当にひたむきに取り組めています。

大変素晴らしい姿です。

明日は、いつも通りのがんばっている姿を、お家の人に見ていただきましょうね。

楽しみですね。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。