「苦しいとき」は苦しいって伝えていいんだよ


「苦しいとき」は苦しいって伝えていいんだよ

一生に一度しかやってこない思春期。

身体はどんどん大人になっていく。

心も成長していく。

けれど、ときに 「責任をもて」と大人扱いされ、ときに「生意気言うな」と子ども扱いされ。イライラしたり、モヤモヤしたり。

それが思春期。

 

友だちの何気ない一言に傷ついたり、お家の人とぶつかったり。

心の中に快晴と嵐が同時にやってくる。

それが思春期。

 

他人の目が気になりだして、鏡を見たり体型を気にしたり。

人と比べて、自信をもったり失っ たり。

できない自分を自分で責めて、他人を責めて。

それが思春期。

 

たくさんの人が暮らしている学校生活。

心の休まる暇のないネット社会。

楽しいこと以上に苦しいこともきっとあるはずです。

私にもA先生にもB先生にも、そういう辛いときや 苦しいときはあります。

ですが、その想いに耳を傾けてくれる人がいるだけで、心はとても軽くなり、心はとても強くなります。

 

先生たちは、あなたにとってそんな存在でありたいと思っています。

A先生・B先生はいつだってあなたのことだけを考えている素敵な先生です。

人生の先輩として、いつでも相談に乗ってくれるでしょう。

 

学級のことや身体のことで相談しにくければ、養護教諭のC先生やスクール カウンセラーのD先生に相談するのもいいと思います。

他の先生に相談しても構いません。

もちろん私はいつでもあなたの言葉を待っています。

 

大切なことは、辛いときに「辛い」と、苦しいときに「苦しい」と言えることです。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。