秋の夜長に、家族で感動の時間を過ごしてみませんか。


秋の夜長に、家族で感動の時間を過ごしてみませんか。

この一か月で、三本の自主製作ドキュメンタリー映画を観ました。

 

まずは、岩崎靖子監督の『大地の花咲き』。

北海道の洞爺湖で農園を営む家族。

息子さんの死をきっかけに、 雑草も病原菌も、すべての命を奪わない「ありがとう農法」をはじめます。

 

すると、どうでしょう。「お宅の野菜だけ腐らないのはどうしてなの?」という問い合わせが殺到。

岩崎監督とご縁があったこともあり、伊丹市まで完成試写会に出かけました。

 

続いて、豪田トモ監督の『うまれる ずっと、いっしょ』。

さまざまな家族の形があります。

生まれる命があり、旅立つ命があります。

家族や命と真剣に向き合う、そんな映画でした。

 

最後は、真鍋俊永監督の『みんなの学校』。

普通の公立小学校である大空小学校は、真の意味での「みんな違ってみんないい」を実現している学校です。

自分の気持ちをコントロールできない子をたくさん抱えながらも、 先生たちが一丸となって素敵な学校をつくろうと奮闘する姿に心を打たれました。

 

いずれの映画も、涙なしには観ることのできない映画でした。

我が家では、これらの映画を観たあと、家族で、 そして夫婦で気づきをシェアしました。

 

秋の夜は長いですね。

家族での会話が少しずつ減ってくるのが思春期です。

映画に限らず、テレビでも音楽で もいいでしょう。

 

一緒に過ごす時間を大切にしてほしいと思います。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。