悩みとの付き合い方


君は一年前の悩みを覚えているかい?

中学生は悩みでいっぱいです。

成績のこと、家族のこと、友だちのこと、部活動のこと、習い事のこと。

あれもこれも悩んでしまう人もいるようです。

 

ところで、あなたは1年前の今日、平成26年12月1日に何に悩んでいたか覚えていますか?

たぶん、いろいろ悩んでいたと思います。

けれど、覚えていないでしょう?

そして、それらが解決した記憶はありますか?

 

もしかしたら今あなたが悩んでいることは、1年後には忘れてしまうほどの悩みなのかもしれません。

 

私は英語が大の苦手でした。

点数が極端に悪く悩みました。

結局、英語の点数は悪いままでした。

今も英語は しゃべれません。

何も解決していないけれど、いつのまにか悩まなくなりました。

 

 

高校生のとき、私にはAさんという好きな先輩がいました。

できればAさんとお付き合いしたいと考え、悩みました。

結局告白もできぬまま、彼女は卒業していきました。

何も解決していないけれど、私の悩みはなくなりました。

 

今、何かに悩んでいるあなたへ。

その悩みは、1年後には何も解決しなくても忘れてしまうような悩みかもしれません。

 

だから、悩みとはこんな気持ちで付き合うといいんです。

 

「私は○○に悩んでいる。まぁ、一年後には忘れちゃうような悩みなんだけどね」

 

こうやってつぶやいてごらん。

心が軽くなるよ♪

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。