子どもの言葉を素直に聴いてみる

子ども 話したがらない

ある朝のこと。

 

「誕生日おめでとう」

 

 

そう言う僕に、

彼はうれしそうに

こう尋ねてきた。

 

 

 

「見て見て。

 父ちゃん!

 背、伸びてる?」

 

 

 

誕生日が来ると

大きくなる

思っていた我が子。

 

 

 

目が覚めたら、

背が1歳分だけ

伸びてると思ったらしい。

 

 

かわいいよね。

 

 

 

あれからもう10年。

 

 

子どもの言葉を

どんなふうに

受け止めているだろう?

 

 

素直に。

 

 

ただ素直に。

 

 

受け止めればいいだけなのに。

余分な言葉を挟んでしまう。

 

 

「あれはやったか?」

「これはやったか?」

「最近どうだ?」

「ちゃんとやってるのか?」

 

 

こうやって、

子どもは親と

しゃべりたがらなく

なるんだろうな。

 

 

そうか。

素直に聴いてみるだけなんだ。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

話をしたい人って、素直に受け止めてくれる人だよね。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。