子どもの言葉を素直に聴いてみる
ある朝のこと。
「誕生日おめでとう」
そう言う僕に、
彼はうれしそうに
こう尋ねてきた。
「見て見て。
父ちゃん!
背、伸びてる?」
誕生日が来ると
大きくなると
思っていた我が子。
目が覚めたら、
背が1歳分だけ
伸びてると思ったらしい。
かわいいよね。
あれからもう10年。
子どもの言葉を
どんなふうに
受け止めているだろう?
素直に。
ただ素直に。
受け止めればいいだけなのに。
余分な言葉を挟んでしまう。
「あれはやったか?」
「これはやったか?」
「最近どうだ?」
「ちゃんとやってるのか?」
こうやって、
子どもは親と
しゃべりたがらなく
なるんだろうな。
そうか。
素直に聴いてみるだけなんだ。
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
話をしたい人って、素直に受け止めてくれる人だよね。