やりたいことをやり、書きたいことを書く
人は生まれたら、
必ず死ぬ。
焦ることはない。
100%僕らは死ぬ。
致死率100%。
僕が怖れるのは、
僕にもいつかは訪れる死の淵で、
ひどく後悔することだ。
「あれをやっておけばよかった」
「これをやっておけばよかった」
そういう後悔だけはしたくない。
「自分の人生を生ききった」
そう叫んで死にたいと思う。
一方で、
自ら命を絶つ者もいる。
それはその人の選択だから、
僕に物申す資格などない。
だが、
やはり「生きる」っておもしろいことだと思っていて。
もしも、「生きる」か「死ぬ」か、
そんな迷いの中で生きている人がいるのならば、
僕は「生きる」という選択肢を提案したいのだ。
長期休暇明けは、
統計上、子どもたちの自殺が多い。
とりわけ、夏休み明けの9月1日は、
最も自殺が多い日だ。
その日に向けて、
僕らは映画上映会プロジェクトを行う。
クラウドファンディングには100人の支援者が集まり、
70万円ほどの資金が寄せられた。
僕と縁のあるお父さんお母さんたちに協力を仰ぎ、
県内8会場で映画上映会を行う。
だが、
使命感なんてものはない。
「やりたい」からやるのであって、
「俺がやらねば!」みたいな発想はない。
教育委員会さんから、こんな問い合わせをいただいた。
「黒字になったら、どうするのか」
先に言っておくと、
「寄付する」なんて選択肢は、
僕にはない。
プラスが出たならば、
それは次なる企画に使わせていただく。
当然、子どもたちをハッピーにする企画だ。
「何をするんですか?計画を教えてください」と言われる。
ホント、バカじゃないの?って思う。
計画なんてあるわけがない。
動きながら、変わっていくんだよ。
僕は役所じゃない。
計画を立てて、
計画通りに進めるなんてことがやりたくないから、
公務員を辞めたのだ。
今回の映画プロジェクトだってそう。
最初はただ、映画上映会をするだけだった。
だが、それでは子どもたちに届かないと思った。
だから、クラウドファンディングを利用した。
拡散力をもつためだ。
資金が思った以上に集まった。
手伝ってくれる人も集まった。
だから、県内8会場で上映会を開催することになった。
それだって初めから8会場だったわけじゃない。
「私もやりたい」
「うちでもやって」
そんな声で広がってきたのだ。
人生なんて計画通りに行かない。
予定は未定だ。
だが、僕はやる。
この映画上映会プロジェクトは成功する。
そして、次なる旅が始まる。
世の中に問いを見つけ、
そのために行動する。
圧倒的に行動する。
ただそれだけだ。
ある市町村からは、
形を変えたら、「後援」すると言われた。
今のままでは「後援はできない」と言われた。
僕は丁重にお断りした。
その代わりに、ひとつだけ、たったひとつだけお願いをした。
「上映会のチラシを送るから。
生きることに悩んでいる人が来たら、渡してほしい。
あなたが渡してほしい」
組織の時代はすでに終わっている。
意思決定が遅いし、日和見だ。
だが、個人は違う。
意思決定は一瞬だ。
組織として後援できないのは仕方がない。
だが、もしも目の前の人が苦しんでいるのなら、
あなたの意思で渡してほしい。
そうお願いをした。
結局、この世界を動かすには、
圧倒的に行動するしかない。
今日という日は、
僕の人生においても、
もちろんあなたの人生においても、
最も若い日だ。
最も寿命は長く、
つまりは「時間」というリソースが最もある日だ。
人は生まれたら、
必ず死ぬ。
さあ、
この命で何を成し遂げようか。
ボヤボヤしている暇はない。
これからもワクワクすることをしていきたいと思う。
創造的な人生を生きるためのしつもん
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