これからの時代に必要な力は『信用』
『9月1日に君を死なせない』
やりたいことを叶えるとき、絶対に必要になってくるものがある。
そう、お金です。
僕は今、『9月1日に君を死なせない』というプロジェクトを進めています。
9月1日は、未成年の子どもたちの自殺が、統計上最も多い日なんだそうです。
そこで、夏休みの終わり、子どもたちに「あなた」という存在の尊さを伝えるプロジェクトを進めています。
そのためには、資金が必要です。
今、資金を集めるために、クラウドファンディングというシステムの審査を受けているところです。
クラウドファンディングをご存知ですか?
インターネットを用いて、不特定多数の人にプロジェクトの趣旨を伝え、応援してくださる方から資金を支援していただくシステムです。
審査で尋ねられたこと
先日、クラウドファンディングのシステムを利用できるかどうかの事前審査がありました。
そのとき、こんなことを確認されたんです。
・最終学歴はどこですか?
・年収はいくらですか?
・どんな資格をもっていますか?
・・・嘘です。
そんなことは聞かれません。
こんなことを尋ねられました。
・大きな企画を動かした経験はありますか?
・応援してくれる仲間はいますか?
・あなたに拡散力はありますか?
・直接支援を頼める人は何人いますか?
これって、これからの時代の「生きる力」だなって思いました。
これまでの信用。これからの信用。
これまでの時代の信用。
それは…
「どこの大学を出たか」
「どこの会社か」
「どんな資格があるか」
でも、これからの時代の信用って違うんです。
どんな経験があるか。
どんな仲間がいるか。
どれだけの拡散力(発信力)があるか。
つまり、肩書きじゃないんです。
肩書きじゃ支援は集まらないことをクラウドファンディングのシステムの側の人たちは知っているわけです。
その人自身の信用がどれだけあるか。
問われているのは、その人自身なわけです。
僕が恐れていた質問
正直、この審査で僕が一番恐れていた質問は、これです。
「くればやしさん、ご職業は?」
言っとくけど、無職だから。
これまでの時代なら「無職=信用ゼロ」ですからね。
当然、今ワタシはクレジットカードなど作れません。
信用ゼロです。
でも、これからの時代の先端を行ってるクラウドファンディングのシステムが考える信用は違うんです。
「で、あんた、何ができるの?」
ってことだけなんです。
このプロジェクトを動かす力があるの?ってことなんです。
応援してくれる人がいて、志があって、発信力があるか。
これを問われている。
で、あなたは教育者として、何ができるの?
新しい時代って、ワクワクするよね。
こんなにおもしろい時代はないよ。
別に、いい高校行って、いい大学行って、いい会社に入らなくたっていいんだもん。
信用さえされればいいんだもん。
そしたら、やりたいこと、成し遂げたいことが可能になる世の中なんだよ。
すごくない?
それって、すごくない?
そういうことを子どもたちに伝えたい。
若い力の方が圧倒的に有利な時代なんです。
年功序列逆転社会なんです。
そりゃ、年取った連中はおもしろくないよな。
「最近の若いもんは!」って言いたくなるよ。
「ワシらの若いころは…」って言いたくなるよ。
でも、これはもう社会が成熟してしまった以上、仕方のないことなのです。
これからの時代の教育は、これまでの時代の教育ではダメなのさ。
さあ、どんな力を育てようか?
どんな授業を展開しようか?
教育者こそ、求められるのはクリエイティビティ。
教育者として、あなたにできるはじめの一歩は何ですか?
ん?
ところで、あなた。
教育者として信用されてる?
ハッピーな人生を味わうためのしつもん
どんな信用がありますか?