クラファンで問われるのは「どう生きたか」

信用を得るために大切にしたいことは?.

クラウドファンディングが終了しました。

 

クラウドファンディングのサイト上の支援者は96人。

直接手渡しでご支援しただいた方が5人。

僕も支援者に含まれているため、合計するとちょうど100人になります。

 

50万円という第1の目標。

65万円という第2の目標。

そして、支援者100人という当初からの目標。

 

そのすべてを達成したことになります。

本当にありがとうございました。

 

 

 

たくさんの応援

 

今回のクラウドファンディング。

成功の鍵は「つながり」にありました。

これまで「ご縁」を深めてきた方が、応援してくださいました。

 

 

直接、「お金」という形で、支援してくださった方もいらっしゃいます。

ページを「シェアする」という形で、支援してくださった方もいらっしゃいます。

 

 

たくさんの応援があったからこそ、目標を達成できたわけです。

人はひとりでは、なにも成し遂げられません。

それは、ネットの時代でも同じです。

 

 

ネットの時代は、「個」が際立つ時代です。

そして、「個」が際立つからこそ、「いかに応援されるか」はキーワードだと思うのです。

 

 

 

「信用を培う」ということ

 

これまでの人生で、どんな信用を培ってきたか。

それが問われるのが、クラウドファンディングだと思います。

 

僕は16年間、思春期の子どもたちと接してきました。

いわば思春期の子どもたちの専門家です。

 

そして、今は「生きること」のおもしろさを、まさに自身の生き方・働き方でもって伝えています。

 

また、これまで約800日。

「子育て」と「教育」をテーマに、ひとときも休むことなく、メールマガジンを配信し、ブログを更新し続けてきました。

 

これらすべてが、僕の信用です。

「僕が何者であるか」の証明です。

 

 

「子どもが自ら命を絶つ」

この悲しい課題に取り組むにふさわしい人物であるという自負があります。

 

応援されるためには、「どう生きてきたか」が問われます。

たとえば、僕が「発展途上国の村に井戸を掘りたい」とか言い出してもダメなわけです。

 

どんな生き方をしてきた人が、どんなテーマに取り組むのか。

ここに、納得感が必要だと思います。

 

一言でいえば、「なぜ、自分なのか」です。

 

 

 

「つながり」を育んできたか

 

 

これまでの社会は、競い合う社会でした。

いかにして、人よりも秀でるか。

それが大切でした。

 

 

学歴社会。

右肩上がりの経済成長。

大企業が潰れることなどありえません。

そして、老後は手厚く保護され、一生安泰でした。

 

 

そういう時代には、「いかにして秀でるか」が大切でした。

組織の中で、競争に勝ち続ける。

そこに価値を置いていたのですね。

 

ところが、これからの時代は「つながり」の時代です。

「個」と「個」がゆるくつながって、コラボレーションしていく。

インターネット、とりわけSNSの普及と発展は、僕らは「組織の時代」から「個の時代」へと誘(いざな)いました。

 

つまり、これからの時代は、「つながりを育んできたか」が問われる時代なのです。

 

 

 

どう生きるか、どう生きたか

 

たとえばもし、子どもたちにメッセージを届けられるなら。

 

僕は30代でクラウドファンディングが成立させられるように、10代20代を生きることが大切だと伝えたいです。

 

目の前のことを、ただただ一生懸命生きていく。

そういう中に活路を見い出す。

すると、「自分の軸」が生まれます。

僕の場合は「教育」でした。

 

自分の軸が定まったら、それを深め、「最高の自分」を目指します。

だれかと比べる必要はありません。

自分を突き詰めていく。

すると、そこに信用が生まれます。

 

 

じゃあ、子どもたち。

10代20代、君は何を大切にして生きていくだろう?

何を大切にしたら、君は信用を得られるだろう?

 

この「問い」は、これからの時代を生き抜くための「問い」だと思うのです。

ぜひ、考えてみてください。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

信用を得るために、大切にしたいことは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。