旦那さん改造計画〜パートナーシップ論〜

パートナーの良さを引き出すために

「イクメン」って言葉が気に食わない女子がいるらしい。

女性が当たり前のようにやっている育児。

それを男性は、やっているだけでもてはやされる

 

 

それが気に食わないらしい。

 

 

そもそも男の子の脳味噌は単純だ。

いつだってモテたいし、ほめられたい。

女子がカワイイが好きなのように、男子はカッコイイが大好きだ。

女性に頼られたら、貢献したい。

いいところを見せたい。

 

 

それが男子なのだ!

 

 

だから、本音はともかく、「イクメン」をもっとブームにしておいた方が女性的にはよかったんじゃないかな?と思う。

「育児したら、むっちゃカッコいいよ!」ってムーブメントを作っておいた方がよかったんだよね。

 

 

そこ、競う必要はなくて。

「女性は評価されないのに、男性は…」みたいな考え方は心で思うだけで表明する必要はなかったのになぁって思う。

 

 

もう、あれだよ。

家事をやるカジメン(←ググったら、出てきた♡)で、イクメンを流行らせておけば、世の奥様方は何もしなくてもいい世界が構築できたのにね。

残念!

 

 

僕も以前、家事やら育児やらの投稿をSNSに載せたらね、こんなコメントいただいたの。

「女性がやったら普通なのに、男性がやったら特別扱いされる」って。

 

 

スベってるよね、そのコメント。

全然、男子がわかってないぜ。

 

 

男子ってのはシンプルなの。

「キャ〜っ!素敵〜〜っ!育児して家事もするなんて、抱かれた〜〜い♡」って書いておけば、男子なんてムッチャ働くんだから。

 

 

これからはね、SNSで育児&家事をしている男性を見つけたら、「好きです」ってコメントをみんなで送りつけた方がいい。

ムッチャ家事するようになるよ、男の人は。

単純だよね。

 

 

 

 

でね、パートナーシップがうまくいってるところって、奥様がうまいこと旦那さんをコントロールしてるんだよね。

一見、「旦那様」が偉い!みたいな感じを装ってるの。

 

 

でもでも。

よ〜く見ると、奥さんの方が上手に旦那をノセてコントロールしてるわけ。

うまくいってる夫婦は、どこもそうだもん。

 

 

うまいことパートナーシップが行ってる夫婦って、奥さんが「したたか」だよね。

「できないフリ」がうまいよね。

甘え上手だよね。

 

 

で、甘えると、男ってのは応えたくなるのだよ。

頼まれたら応えたくなるのが男の子なのだよ。

 

 

その辺がわかってなくて、がんばりすぎちゃう女性って多いでしょ?

カンペキであろうとするの。

 

でもさ。

 

 

カンペキな女性に男性のハートは燃えないと思うんだ。

お願いするのが下手な人は、男子にとっては魅力的じゃないんだな。

 

 

で、「ウチの旦那は気が利かない」って愚痴るわけ。

 

 

うまく行ってる奥様は違うわけよ。

「お願い♡ダーリン」ってリクエストしてるの、ちゃんと。

 

 

で、やってくれたら「ウチの旦那、最高!」って言うわけ。

「したたか」でしょ?(笑)

 

 

そうやってやると、我が家のように「炊事、洗濯、家事、育児」をバリバリこなす、マシーンのような旦那が誕生するわけさ。

 

 

男の子を理解するといい。

アホだから、男子は。

かわいがってあげようね♡

 

 

パートナーと、ともに輝くためのしつもん

相手の良さを引き出すための何ができそうですか?

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。