未知なることは不安だべ
初めてすることに対して、不安や心配ごとが多くて躊躇する事が度
々あり自分としては時間がもったいないなと思ってしまうのですが 、どうやってくれちゃんさんは未知なる新しいことに挑戦していま すか。 そのときの気持ちの置き方など、不安などにどう対処してい
るのか教えてほしいです。
今から数年前、僕は家族とともに上海で暮らし始めました。
文部科学省の派遣教員として在外教育施設、いわゆる日本人学校で働くためです。
市の教育委員会、そして文部科学省の面接及び書類選考を経て、海外派遣が決まりました。
これもまた、挑戦です。
帰国後、僕は退職を決意しました。
これもまた一大決心でした。
退職後、クラウドファンディングを実施。
100人以上の支援者から80万円ほどの資金をいただき、県内8会場で映画を上映する映画上映ツアーを敢行しました。
9月1日は、統計上子どもたちの自殺が最も多い日。
だから、そこに向けて何かがしたい!
そんな思いで取り組みました。
1会場で映画上映会をするのも大変なのに、一気に8会場。
挑戦です。
そして今年。
今年のテーマは「児童虐待」です。
仲間とともに「子どもとつながるしつもんカレンダー」を製作しました。
そして、『子育て万博2018inあいち』を開催しました。
やったことないことばかり。
そう。
私はチャレンジャーです。
漢字で書くと挑戦者です。
人は何かを始めるとき、「できるか、できないか」を考えます。
そして、その理由を挙げていきます。
「できる理由」と「できない理由」です。
すると、「できない理由」ばかりが浮かんできます。
考えてみると当たり前のことです。
やったことのないことを始める場合、やったことがないのですから「できる理由」など見つからぬものです。
反対に「できない理由」はいくらでも見つかります。
だから、「できるか、できないか」は考えるだけ無駄なのです。
大切なことは「やるか、やらないか」です。
僕は2つのことを考えます。
まず1つは、どちらが後悔するか?です。
やって失敗し「やらなきゃよかった」という後悔と、やらずに「やればよかった…」という後悔です。
僕にとって、「やらない後悔」は最悪です。
なぜならば、何の学びも経験も得られないからです。
完全に「ただの後悔」なわけです。
2つ目は、どんなリスクがあるか、です。
失敗するとどんなリスクがあるかを考えます。
すると、人間が何かを始めようとするときに考えるリスクなんて、死ぬこと以外は大した痛手ではないことがわかります。
たとえば、クラウドファンディング。
資金が集まらなかったら、どうしよう?
資金が集まらなかったら、お金が振り込まれないだけです。
何かのイベントを企画したり、講座を主催するとします。
人が集まらなかったら、どうしよう?
人が集まらなかったら、中止にするだけです。
小さな小さなプライドはちょっぴり傷つくけれど、その分、たくさんの経験値がいただけるわけです。
みんな失敗を恐れて躊躇する。
でも、忘れるな。
10打数10安打の野球選手はいないのよ。
10打数3安打でも一流なんだぜ。
なら、僕らはもっと失敗していい。
10度打席に立ったなら、8回凡打でもOKなわけさ。
だから、ガッツリ失敗しようぜ。
そのうえで、何かに挑戦するならさ、まず、ワクワクすることをやることだね。
ワクワクしてないならやらない。
自分の内側から「やらずにはいられない」っていうエネルギーが湧き上がったことをやるといいよ。
怖いのは当たり前。
それ以上にワクワクすることをする。
ただそれだけだね。
不安は対処しない。
どうせ不安だから。
対処しても不安だから。
もう、気にもしない。
考えるだけ無駄。
そんなことよりワクワクだよ。
パッションだよ。
あなたに贈る魔法の質問
それ、自分的に熱いっスカ?