そうだ、お金の話をしよう。


美しいか、美しくないか。

カッコよいか、カッコよくないか。

 

 

これが大事。

 

 

いつもいつも考えてる。

 

 

美しいか、美しくないか。

カッコよいか、カッコよくないか。

 

 

美学と呼ぶのか、

哲学と呼ぶのか。

 

 

とにもかくにも、

美しいか、美しくないか。

カッコよいか、カッコよくないか。

 

 

これを大事にしている。

 

 

 

 

ちょっとだけ「お金の話」をしよう。

 

 

『lifestyle2.0』というトークライブをした。

約80万円ほどの売り上げである。

 

 

講師様にはお一人様10万円お渡しし、

交通費も別途お渡しした。

そこから懇親会費、会場費、打ち上げetc。

 

 

全部支払うと、

残りは10万円と少し。

 

 

このお金、

全部『子育て万博2019』の

運営資金に回す。

 

 

まー、

つまり、

僕の手元には一切お金は残らない。

 

 

ちなみに、

『lifestyle2.0』にご登壇いただいたお一人から、

講師料丸々ご寄付いただいている。

 

 

「名前は明かすな」と言われているし、

そのこと自体「言うな」と言われているけれど(笑)

僕はやっぱりお伝えしたい。

 

 

美しいか、美しくないか。

カッコよいか、カッコよくないか。

 

 

そう問いかければ、

超美しいし、超かっこいい。

 

 

僕は「お金」に対して

「美しさ」や「カッコよさ」を

感じる人が好きだ。

 

 

面白いよね。

「汚い人」と「美しい人」いるもんね。

お金に対して。

 

 

あれはなんだろ?

なんと表現していいんだろ?

 

 

「汚い人」と「美しい人」、

いるよなぁ。

 

 

 

そんなわけで、20万円と少しを

元手に『子育て万博2019』は運営している。

 

 

まあ、おそらく、それでも赤字になる(笑)

その分は働いて働いて稼げばいい。

 

 

僕はミヒロさんが好きだ。

ミヒロさんがお金について、こんなお話をした。

 

 

「お金があると周りの人を幸せにできる」

 

 

あぁ、なるほどな、と思った。

そういうとこが好きなんだろうな。

 

 

 

だから、僕は働く。

そのお金で周りを幸せにする。

そして、その幸せな顔を見て、幸せな気持ちになる。

 

 

不幸せなお金持ちをたくさん見てきた。

お金を手に入れると同時に人が離れていく、そんな人も見てきた。

 

 

僕は「金持ち」ではないけれど、「時間持ち」で「人持ち」だ。

それって、とっても幸せなことだと思う。

 

 

ひとたび何かプロジェクトが動き出せば、あっという間、すごいスタッフ数になる。

こんなに幸せなことはない。

 

 

美しいか、美しくないか。

カッコよいか、カッコよくないか。

僕はいつも問いかけている。

 

 

先日、『子育て万博2019』の打ち合わせのため、会場を訪れた。

それで、資金の話になった。

 

 

当然のごとく会場のスタッフさんから、こう問いかけられた。

「自己資金でやって、得られるものはあるんですか?」

 

 

そりゃ、そうか。

わざわざ自分のお金でやるのだから、何か「金銭的なメリット」とかないのになんでやるの?って感じだろう。

 

 

メリット・デメリット。

損得。

正解・不正解。

 

 

そういうの、僕にとってはどうでもいいのだよ。

そんなこと考えてたら、人生がちっとも面白くならんのだよ。

 

 

 

決してボランティア精神とか、自己犠牲とか、そういうのではない。

ちゃんと稼いで、そのお金をパーっと遣って、みんなを幸せにする。

ただ、それだけのこと。

 

 

別に損してるわけじゃないし。

そのお金で贅沢して美味いもの食ったら一瞬で終わる。

美味しいのは、僕ひとりだ。

 

 

そのお金で、みんなでイベントやったら1日楽しめるし、一生の思い出ができるし、友達ができる。

そっちの方が、人生、豊かだべ?って思うのさ。

 

 

美しいか、美しくないか。

カッコよいか、カッコよくないか。

 

 

稼ぐだけじゃダメだ。

「お金」だけじゃ「豊か」にはなれないのよ。

 

 

「時間持ち」で「人持ち」の方が豊かだ。

「お金」は後からついてくる。

 

 

結局、在り方だよ。

自分の存在価値を間違えてはいけないよ。

 

 

いかに使うか。

「命」も「お金」もいかに使うか、なのだよ。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。