本当の「わかる」とは何か。


 

出産のことは、教科書ではわからない。

書いてあるけど、わからない。

やはりその場に身を置いてはじめてわかることがある。

 

 

我が家には3人の子どもがいる。

いずれも異なる病院で生まれ、そのすべてに立ち会った。

 

 

残念ながら、僕自身は子どもを産んだことはないし、いくら科学が進歩しても、今後出産を体験する可能性は少ない。

 

 

それでも、その場に身を置いたから「わかる」というものがある。

出産に伴う痛みを味わうことはできないけれど、その場にいて感じることはできるのだ。

 

 

だが、その場に身を置けば、本当に「わかる」のだろうか。

実はそうではない。

 

 

 

想像力が必要なのだ。

 

 

では、この想像力の礎となるものは何か。

それもまた、経験である。

 

 

経験したことと照らし合わせ、僕らの想像力は発揮される。

「あのときの痛み」と照らし合わせ、妻の痛みを想像するわけだ。

 

 

想像力の欠如は生活体験の乏しさから生まれる。

youtubeで学んでも、教科書で学んでも。

それから、バーチャルリアリティがさらなる発展を遂げても。

 

 

リアルな社会での経験が乏しければ、僕らは何もわからないのではないだろうか。

 

 

学ぶとは何か。

わかるとは何か。

 

 

今一度考えてみていただきたい。

くればやし ひろあき

人間関係研究家 社会起業家

公立中学校の先生を16年間勤めて独立。その経験を生かしたリレーションシップ講座を全国で開催。関係性を整えることで子どもの能力を最大限に引き出す方法を伝えている。
北は北海道から南は沖縄まで、精力的に講演活動を行うほか、STR(素質適応理論)を用いた個人セッションが人気で現在2ヶ月待ちである。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学び場『precious life college』を妻とともに主宰。現在は4期目。

子どもの自殺を問題視し、2016年にはクラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年より刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースするなど、社会起業家としても活躍している。

3児の父でもある。