自信がないことに挑む方法
何か新しいことを始めるとき「できるか、できないか」という視点で始めるか否かを悩む人が多いですよね。
現時点のあなたの力で推し量れば「できない可能性」が高いのは事実です。
では、なぜ「できない可能性」が高いことに成功者は挑めるのだろうか?
ここがポイントなんです。
多くの人は自分自身の「成長性」を無視しています。
現時点でのあなたでは「できない可能性」が高いのだけど、当然ながら何か新しいことに取り組めばあなたは必ず成長します。
「自分が成長する」ということを信じられるか。
「できるか、できないか」で捉え、「できない」と考える人は自分自身を信じられない人です。
事実、僕は人材分析アプリを作る以前、「ウチもシステムを作ったらいいのに」と取締役から提案されたことがありました。
そのときの僕は「システムなんて作れない」と返事したんですね。
だって、あの時点の僕にはアイデアもスキルもなかったから。
「僕にはそんなことできない」と考えるのは至極当然だったんです。
ところが、それから試行錯誤を繰り返し、人材分析アプリの分析エンジンができてしまった。
Excelを駆使して作っていったのだけど、当然Excelのスキルはメキメキ上達した。
占いの本を読み漁り、そういった知識も増えていった。
分析結果をユーザーさんと共有しテストを繰り返したのでデータも溜まっていきました。
あの時点の僕では「できない可能性」しかなかったアプリケーションシステムが、システムを作れる「現在の自分」に成長していったわけです。
これ、忘れないでください。
「今のあなた」と「未来のあなた」は同じ人間じゃないんです。
現時点のあなたで「できるか、できないか」と悩むのはナンセンスです。
僕はチームのみんなに「どんどん失敗しよう」と伝えています。
失敗すると人間は成長するからです。
失敗を怖れて行動しない人は多いのだけど。
行動しないと失敗せず、失敗しないと成長もしません。
成長しないと成功しないのだから、成功するためには失敗するしかないんです。
当たり前の話でしょう?
要するに、やったことないことに挑むときはとりあえずやってみるんですね。
失敗を怖れずトライし続けるしかないんですよ。
多くの人はすぐに楽して何かを得ようとする。
楽して何かを成し遂げるなんてことなくってよ。
汗と涙が必要なのよ。
順風満帆など面白さのカケラもなく
紆余曲折を経た方が人生は面白いじゃない?