大切なことは運気で明るい未来がイメージできるかってことなのよ


ある女性がお子さんのことで相談に来てくれました。
学校に馴染めず、なかなか手を焼いている、とのことでした。


それで、いろんな占い師に見てもらったんだそうです。
占い師の見立ては「この子は大変な子よ」と。


ジプシーのように、いろんな占い師に見てもらい、口々に「大変な子よ」と言われ、お母さんは「この子は大変な子なんだ」と思いました。


それでお母さんは「どうしたらいいですか?」と尋ねるのですが、「持って生まれたものだから仕方がないわ。受け入れるしかないの」と言うばかり。


今度は、いわゆる「見える人」に見てもらうことにしました。


その人は「過去世がね、ウンヌンカンヌン」という難しい話をして、浄化が必要だと言いました。


まあ、そうやっていろんな人たちがお母さんの不安を煽り続けたわけです。


それで彼女は僕のところにやってきました。


たしかに、お子さんのデータは、なかなか特徴的。
僕にとっては、(おおっ!なに、この子。むっちゃ面白いじゃん!)だったので、「どんなことがあったの?」と尋ねました。


聞けば聞くほど面白く、根掘り葉掘り、あれやこれやと聞いたあとで、この子にはこんな関わり方をするといいよ、こんな可能性のある子だから応援してあげてね、という話をしました。


彼女は元気を取り戻し、やがて息子さんも学校に行けるようになったと言います。


「可能性」と「希望」を見せる。
その人の未来が今より少しでも良くなるように。
僕はそれだけを考えています。


話は変わります。


2つの教室がありました。
仮にA教室、B教室の名付けましょうか。


A教室の先生にこう伝えます。


「DNAを分析した結果、この子たちは大変優秀な遺伝子を持っています」と。


B教室の先生には何も伝えません。


果たして1年後、2つの教室でテストをしたところ、A教室の生徒の方が点数が高く、成績が伸びていたのだそうです。


ちなみに、A教室もB教室もランダムに選んだ子どもたちであり、DNAの分析などしてはいませんでした。


つまり、A教室の先生の「この子たちは優秀だ」という「思い込み」が、子どもたちの能力を伸ばしたのです。


「この子は大変な子よ」と不安を煽れば、その不安は現実のものとなって跳ね返ってきて、「この子にはこんな可能性があるよ」と希望を抱いてもらえれば、その希望は今より明るい未来に導いてくれるわけです。


今回、このFacebookグループにご参加いただいた方から「他の占いを見たら悪いことが書いてあって、今年はダメだなと思いました」というお話をいただきました。


だから、僕は「占い」が嫌いです。


「運」とは「運ぶ」です。
自分の持って生まれた「命」をどこに運ぶか。
これが「運命」です。


持って生まれた「宿命」は変えられませんが「運命」は自分で選び、自分で変えるものです。


それが「行動」です。


私たちは未来に「可能性」や「希望」が見えるから「行動」します。
だから、僕はいつも「可能性」や「希望」を見せるのです。


地球は「行動の星」だから、自分からアクションを起こさなければ何も変わりません。


プレゼントしている『しつもん開運ノート』の「ライフサイクル曲線」(仮称)は、必ず右肩上がりになっています。


人生は良いことも起こるし、悪いことも起こる。
それでも止まない雨はないし、明けない夜もない。


すべてはうまく行くようにできていて、そこには「可能性」と「希望」しかないわけで。


「あなたの人生はきっと素晴らしいものになる」


そんなメッセージを込めて作りました。
あなたがあなたを信じないで、いったい誰があなたを信じてくれるのですか?
自分を信じ抜ける人は「運の良い人」だと僕は思っています。
 
 
 
 
 
▽▽▽運気を学ぶ無料のFacebookグループを作りました▽▽▽
 
 
 
お気軽にご参加くださいね。
 
 
 
 
 
くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。