フワフワとして地に足が着かない、そんなときはどうすればいい?


 
12年のサイクルで絶運が巡ってくる特別な年があります。
霊魂期と表現しているのがそれです。
 
 
今年は「辛(宝石)生まれ」の方が、そこに当たります。


「天」というか、「宇宙」というか、とにかくこのサイクルが巡ってくると、地に足がつかない感じです。


ですから、悪い内容を書いている「占いの本」なんかもあったりします。


でも、そもそも「運気」に良いも悪いもない。
陰と陽、つまりは光もあれば影もある。
そのことだけを心に留めておけば良いのです。


精神性が高まるほどに、地に足がつかなくなります。


「物思いに耽る」などと言いますが、考えを巡らせてぼんやりする。
そんな時期です。


逆に、地に足つけてガンガン行動していくときもあります。
現実世界を動かしていくエネルギーに満ち溢れたときです。


霊魂期はまさにその対極に位置しているのです。
ですから、現実世界を動かそうとすると、エネルギーはすぐに枯渇します。


「継続は力なり」と申しまして、やはり現実世界を動かすには、続けることが肝要なわけですが、とにかくこの時期というのは根気がない。


あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
フラフラしていますから、周囲の人から見ても地に足の着かない感じがしてしまうわけです。


ただ、不思議なもので瞬発力だけはあるんですね。
根気はないですが、一瞬の爆発力だけはあります。


(あっ!あれ、やりたい)という思いつきで行動し、すぐに冷めるし面倒臭くなる。


熱しやすく冷めやすい。
そんな時期なのです。


じゃあ、どうしたらいいかというと、そういうエネルギーの状態を知ったうえで、上手に自分とお付き合いすれば良いのです。


継続するのは困難なのですから、続けなきゃいけないようなものには手を出さない。


でも、とにかくこの時期の感性は最大限に研ぎ澄まされていますから、興味があっち行ったり、こっち行ったりします。


だから、手を出さないってのは難しいかもしれません。


継続しないで、興味関心の赴くままに、あれやこれやと手を出してみるのが良いのではないでしょうか。


自分の気持ちに抗うことなく、そのままの自分にOKを出してあげることが何より大切です。


そんなあなたのことを周りの人は、「あーだ、こーだ」と、口煩く言うかも知れません。


そういう雑音に心をすり減らさぬことです。


自分の行いで迷惑をかける相手、家族や同僚など利害が重なる相手に対する配慮は必要でしょうが、とかく世の中というのは、お節介な第三者があなたの生き方を「あーだ、こーだ」と言いたがるわけです。


これがまたエネルギーが高まっているときなら、そんな声もブルドーザーのように薙ぎ倒して、「うっせぇ!うっせぇ!うっせぇわ!」とできるのですが。


絶運巡る霊魂期というのは、とにかく繊細な心をしております。
魂ちゃんが剥き出し状態ですから、傷つきやすいわけです。


そのことを考慮して、とにかく自由に過ごせる環境を選んであげることも重要かと思います。


僕はスクーバダイビングをします。
水中を泳ぐときは、まさに地に足が着かない状態です。


ドリフトダイビングというのがあって、ひたすら潮に流されながら水中を楽しむ方法があります。


ほとんど泳がないんですね。


肺の空気とジャケットの空気の量を調整して、みんなと同じ深度にいれば、同じ潮の流れの中で不思議な浮遊感を味わえます。


ところが、経験の少ない人にとって、浮力を調整することはなかなか難易度が高く、高く浮かび過ぎたり、深く沈み過ぎたりする。


すると、潮の流れが変わります。
みんなに遅れを取るまいと必死に泳いだり、進み過ぎた身体をなんとか止めようと手でもがいたりするんですね。


潮の流れは人間の泳力の何倍もありますから、海から上がったときにはヘトヘトに疲れ切っています。


地に足が着かないってのは、そういうことです。


無理して人に合わせなければ良いのですが、人合わせようとすると、心をすり減らさねばなりません。


自分らしさの流れに乗って優雅に漂う。
地に足が着かないからこそ、現実離れしたアイデアも浮かぶし、ひらめきも冴えているときです。


それをどう生かすか。
自分をどう操縦すれば、最高の成果が得られるでしょうか。


それを戦略的に考えるのが、運気を学び生かす面白さです。


この世界はすべて陰と陽でできています。
悪いときなんてないのです。
いかに陽転させるか。

それだけを考えれば良いのですね。


 
 
 
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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。