「人生が変わる」とはどういうことか。〜地に足つけて羽ばたく〜


 

「人生が変わる」

 

最近よく耳にします。

 

 

「人生が変わりました」

 

 最近よく耳にします。

 

 

僕は、

(そんなことってあるのかな?)

と思うわけです。

 

 

僕はたくさんの出会いによって人生を変えてきました。

マツダミヒロさんとの出会い。

山脇恭子さんとの出会い。

岩室智子さんとの出会い。

岸本亜泉さんとの出会い。

 

 

その出会いを生み出したのは、

間違いなく上海。

 

 

上海行きを決めたのは妻です。

 

 

ミヒロとの出会いのきっかけも、

恭子さんとの出会いのきっかけも、

智ちゃんとの出会いのきっかけも、

亜泉ちゃんとの出会いのきっかけも。

 

 

すべての出会いは、

妻が生み出しました。

 

 

そう考えれば、

妻との出会いもまた、

僕の人生を変えました。

 

 

では、

出会った瞬間、

僕は「あっ!今、人生が変わった!」と思ったでしょうか?

 

 

そんなことはありません。

 

 

「人生が変わる」は、

そのときにはわからないのです。

 

 

あとで振り返ったとき、

点と点が線でつながるんです。

 

 

我が家に来たことで、

人生が変わったお母さん。

 

 

僕と出会ったことで、

人生が変わったお母さん。

 

 

たくさんいます。

でも、出会った瞬間、

「あっ!人生が変わったわ!」

なんて感じることはないのです。

 

 

気がつけば。

あとで振り返れば。

 

 

あれが分岐点だったと気づく。

 

 

そんなものだと思うのです。

 

 

では、人生を変える出会いはどこにあるのか。

実は今ある輪の一歩外側に、

人生を変える出会いは転がっています。

 

 

人生を変える「次元上昇のエレベーター」は、

あまり美しくありません。

 

 

一見すると、

それは「次元上昇のエレベーター」には見えません。

 

 

エレベーターから降りたときになってはじめて、

自分が上昇していたことに気づくのです。

 

 

だから、地に足をつける、が大切です。

地に足つけて、等身大の自分を受け入れる。

そして、そこから一歩踏み出してみる。

 

 

言ってみれば、

人生を変える作業は、

凄まじく地味な営みです。

 

 

虚勢を張ってはいけない。

まず、等身大を知ったうえで、

自分とつながってみる。

 

 

人生が変わるって、

結構地味なんですよね。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。