自分を知って、自分を大切にする生き方をしてみよう


こんな風に全国を飛び回って講演活動をしているぐらいだから、さぞや外向的な人なのだろうと勘違いされます。

僕は極端なHSPで、内向的な人間です。

 

性格が暗いわけではありませんww

 

 

ブログやSNSでは饒舌で面白いことが書けるのに、実際に会うと静かでおとなしい人ですね、と言われるます。

それ、内向的な人の特徴なんだそうです。

書いたものと実物にギャップがあるって。

 

 

本を書いて講演会をするぐらいですから、目立ちたがりに見えますが、集合写真は頑なにフチの方に映ります。

僕が本を書きたかったのは、目立ちたいからではなく、世の中に届けたいことがあるからです。

集合写真は別にフチでいいんです。

はい、そこはどうでもいいんです。

 

 

たくさんの人といると疲れるので、懇親会は苦手です。

見ず知らずの人が集まるパーティーに行った日には、トイレに逃げたくなりますし、気づかないうちにフェードアウトしたくなります。

何を話していいのか、わからないんですよね。

でも、最近は質問力を身に付けたので、とりあえず「質問」していればいいので楽ですww

 

 

自分の講座や講演会ですら、懇親会ときはできればフチの方に座っていたいです。

大勢を相手にするのは疲れるんです。

 

 

あと、人の顔を覚えるのが極端に苦手です。

名前は覚えていますが、顔が覚えられません。

 

 

自分をアピールすることは苦手です。

逆にグイグイとアピールしている人に出会うと気後れします。

 

 

友だちは多くありません。

エネルギー感の合う人といっしょにいるのが心地よく、エネルギー感の合わない人といると心が疲れます。

「互いに黙っていても、スーッと時間が流れていく人が好きです。

 

 

僕も相手の領域に足を踏み入れないので、向こうも踏み入れなてこない。

そんな人が好きで、いちいち瑣末なことに口を出してくるような人がホントに苦手です。

 

 

威圧的な人や薄っぺらい人(中身がない人)が苦手です。

思慮深くて、話を聞いていると学びの多い人が好きです。

 

 

質問して返ってきた返答に中身がないと恐ろしくガッカリします。

恐ろしくガッカリしているのに表情には出しません。

ただ単に、「薄っぺらい人だな」と思うだけです。

 

 

そして、「薄っぺらい人」とは話すことがないため、どうでもいい質問を繰り返すことになります。

その人が魅力的だと、僕はとても聞き上手になります。

傾聴力が発揮されるんです。

 

 

最近、この本を読みました。

あぁ…、これ、俺のことだな、と思ったんです。

今、書いた特徴、全部網羅されてます。

 

 

内向的な人はぜひ手に取ってみてください。

自分の扱い方を知っておくといいです。

 

 

僕は「自分の扱い方」って「自分の守り方」だと思っていて。

「静かな人」はちゃんと自分の心を守る方法を知っておいた方がいいです。

 

 

内向的な人にとって、限られたエネルギーをどう大切にしていくか、がポイントになります。

心をすり減らしていかないように注意が必要なんです。

 

 

そのために大切なことは自分を知ることです。

何が好きで、何が嫌いかを知っておくこと。

そして、ちゃんと心地の良い人、心地の良い場所を選ぶことです。

 

 

間違っても、外向的な人に合わせてはいけません。

そもそも心の構造が違うのです。

 

 

僕はグランパスが好きなのですが、スタジアムで観戦するより、静かにひとり、部屋でDAZNで見ていたいです。

最近は講演会で地方に行っても、「夕食はホテルの部屋でひとり」を選ぶことが多いです。

もちろん、「これ食べたい!」と思ったら外食すればいいし、誘われたら一緒に食べればいいのですが、無理してお店に入ったり、無理して誰かに連絡を取って誘ったりしなくてもいいのです。

 

 

無理はしない。

だって。ひとりでも寂しくないんだから。

 

 

最近は「自分のこと」がわかってきて、いかにして「心地よく過ごすか」を考えています。

「人と同じでなくてもいいんだ」とわかると、とても心地が良いです。

 

 

境界線を踏み越えてこない。

そういう人が大好きです。

相手の状態を見て、配慮できる人って素敵だな、って思います。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。