運が良い人になる方法 ー 晴れた日の長靴、傘もなく雨 ー


 

人はよく「運が良い」とか「運が悪い」と口にする。

「運」とは何か。

その一考察を述べたい。

 

 

そもそも「運」は良い悪いではなく、陰陽で捉えたい。

ひとつの出来事には、良い悪いでは計れない陰陽が存在している。

 

 

「我が子が不登校になりました。そのおかげで、くれちゃんに会えました」

 

 

そんなママに出会えた。

 

 

「離婚しました。そのおかげで、今の旦那と出会えたんです」

 

なんてママもいた。

 

この僕も自殺を考えるほど辛い思いをしてきた。

今思えば、そのおかげで海外でも生徒指導の最前線で働く力を身につけられたと思っている。

 

 

物事にはすべて陰陽があり、光もあれば影もあるわけで、良い悪いで計ることはできないのである。

 

僕らがお伝えしているものの中に「運気」というコンテンツがある。

これからあなたの身の回りに起こる現象は「こんな感じよ」がわかる。

 

 

「運気」は川の流れのようなものだ。

あるところから「運気」が変わるわけだけど、その瞬間に変わるわけでは本当はない。

 

 

今日という日は、人生という大きな流れの一瞬でしかない。

一瞬一瞬の連なりが日々を作っている。

 

 

では、これからどんな流れがあなたに押し寄せるのだろうか。

 

 

せせらぎだろうか。

それとも激流だろうか。

それを僕らは事前に知ることができる。

 

 

起こる出来事はわからないけれど、流れだけはわかる。

このことがとても重要なのである。

 

 

経営者は決断に迫られたとき、占い師に話を聞くという。

「占い師」の言葉を鵜呑みにするのではなく、「流れ」を確認しているのだ。

 

 

この経営判断が次に吉と転ぶか凶と転ぶかを感じているのである。

 

 

これは天気予報のようなものだ。

「これから晴れますよ」

「これから雨が降りますよ」

を知るために、僕らは運気を学ぶ。

 

 

普通は「晴れ」が良く、「雨」が悪いと考える。

けれど、そうではない。

 

 

この世の事象はすべて陰と陽。

どちらにも転がるのである。

 

 

晴れた日に長靴を履いていけば不快である。

雨の日に傘を忘れれば最悪である。

 

 

これからの流れをおおまかにつかみ、どう生きれば良いか、何を心がければ良いかを事前に知っておく。

 

 

人生はひとつの流れ。

2023年はすでに2022年に始まっていて、今こそ次への備えをするタイミングなのである。

 

 

僕にとって2022年は「変革」の年だった。

いわば激流、人生は大きく変わる。

 

 

2012年、僕は上海へ赴任し、人生が大きく変わった年でもある。

あれから10年。

昨年は弊社独自の人材分析システムが完成し、初めてのほんも出せた。

2021年に得たものをしっかり完熟になるまで実らせたイメージだ。

 

 

人生は大きな川の流れ。

連続の中の一瞬。

 

 

2023年が始まった。

準備はできているだろうか。

雨が降り出してからコンビニに走っていては濡れるし、高いビニール傘を買わされるハメになるのだよ。

 

 

 
 
 
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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。