「運がいい」とはどういうことか


 
 
誰もが運が良くなりたい。
でも、まずは、そもそも「運とは何ぞや?」という話からしたい。
 
 
「運がいい」と感じる瞬間はどんなときか。
 
 
道端を歩いていると100円だまが落ちていた。
ラッキー!運がいい!
 
 
お腹が痛くてトイレに行ったら、個室が1つだけ空いていた。
ラッキー!運がいい!
 
 
 
「運が悪い」と感じる瞬間はどんなときか。
 
 
 
寝坊して駅のホームまでダッシュしたが、目の前で電車の扉が閉まった。
あぁ、運が悪い!
 
 
あれ、やばい!俺、財布、落としたみたい。大事なデートの日なのに!!
あぁ、運が悪い!
 
 
このように考えると、行動の結果が良かったとき、僕らは「運がいい」と感じる。
行動の結果が悪かったときが「運が悪い」と感じる。
 
 
さて、本題はここからだ。
 
 
僕らは日々、自分の行動を自分で選んでいる。
その自分の行動の結果が現実社会に跳ね返ってくる。
 
 
 
あの人が悪い、親が悪い、上司が悪い、社会が悪いと言ってみたところで、この現実を作っているのは自分自身だ。
自分の行動が現実を生み出している。
このことから目を背けてはならない。 
 
 
では、「運がいい人」とはどんな人だろうか。
それは、いろんな選択肢から自分が選んだ「行動」を正解にすることができる人である。
 
 
 
当然だけど、選択したことが不正解の場合もある。
それでももがき苦しんで、正解になるまで行動し続ける人だ。
 
 
 
成功者に話を聞くと
「たまたまですよ。運が良かっただけです」
と言われることが多い。
 
 
 
基本的に成功者というのは、自分の行動を正解にする能力を有している。
これは基本スペックが高いというよりは、「あきらめが悪い」の方が適している。
自分の選択を正解に変えるのだ。
 
 
 
一方、「運が悪い人」は自分の選んだ行動に対して、よくない結果が出たときに、その行動を自分で選んだという事実に目を向けず、誰かの、もしくは、何かのせいにしてしまう人だ。
 
 
この世界に対して受動的に生きている人は、反射的に生きてしまう。
あの人が悪い、親が悪い、上司が悪い、社会が悪い。
だから、自分はうまく行かないのだ、と考えてしまう。
選択したことが不正解だった場合、ピボットできない人だ。
 
 
 
つまり、運のいい人は自分の選択を正解にする力があり、運の悪い人は自分が選んだ不正解を誰かのせいにする。
 
 
 
「運」は文字通り「運ぶ」。
持って生まれた命をどう運ぶか。
これが運命である。
 
 
 
「運」とは自分をどこに運ぶか、である。
 
 
金運は自分のお金がどこから運ばれ、どこへ運ぶかの指針である。
恋愛運は自分の恋の行方はどこから運ばれ、どこへ運ばれるのかの指針である。
仕事運は自分のビジネスはどこから運ばれ、どこへ運ばれるのかの指針である。
 
 
 
そう考えるならば、「運」は行動であることがわかる。
 
 
 
「今年は運気がいいですよ」と言われたとしても、何も行動しなければ「運がいい」とは感じないだろう。
「今年は運気が最悪ですよ」と言われたとしても、部屋にひたすら引きこもっていれば「運の悪さ」は感じないだろう。
 
 
 
僕が伝える「運」は、「行動」と置き換えてもらってもいい。
 
 
「地球は行動の星だから、動かないと何も始まらないんだよ」は斎藤一人さん。
この地球で面白おかしく生きるためには「行動する」しかない。
 
 
 
運気とは運機。
行動するタイミング。
 
 
 
人生は3万日という長いようで短い旅。
 
 
今はどんなタイミングなのだろうか?
どんなことを心がけて行動すればいいのだろうか?
 
 
 
そんなことがわかれば、あなたの日々の行動は成果となって反映されると思う。
人はそんなあなたを見て、「あの人は運のいい人だ」と呼ぶわけだ。
 
 
 
 
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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。