何かに夢中になれるって素敵♪

圧倒的に学んだ経験

進化できる人を育てる

今、子どもたちに育てたい力は、圧倒的に学ぶ力だと思うのね。

自分の興味や関心にしたがって、圧倒的に学ぶ。

「これだ!」と思ったら、とことん調べる。

 

 

そんなが必要だよ。

 

 

時代は今、とっても正解の見つけにくい世界になりつつあるから。

みんな正解を探すんだけど、そもそも正解のない世界だと言っていいね。

 

 

 

次の展開が読みにくい社会だよ。

とにかく、変化のスピードが速い。

 

 

たとえばの話、必死になってアプリの使い方を覚えても、機器の使い方を覚えても、その知識は1年後には古い知識に変わってしまう。

しかも、次にどうなるかを予測することはとても難しい。

 

 

となると、この社会に適応していくためには、自分で「問い」をもち、圧倒的に学んで、自分自身もまた進化していく必要があるわけさ。

 

 

 

だから。

 

進化できる人を育てたい。

「進化できる」って「生きるチカラ」だと思う。

 

 

「好き」や「得意」にフォーカスしよう

今やGoogle先生は一瞬で僕らを「答え」に辿りつかせてくれる。

記憶の量だけを競うようなテストは、もはや何のパロメーターも示さない。

 

 

 

知識と知識をリンクさせて、「知恵」に昇華させる。

そして、その「知恵」を日々アップデートしていく。

そんなチカラが必要なのだ。

 

 

ってなると、やっぱ圧倒的に学ぶことが大切なわけ。

好きなことや得意なことを圧倒的に学んでいくの。

 

 

その経験が、次の時代の「何か」に興味をもったときにも役に立つ。

欠点にフォーカスし弱点を補うような学習は、人から「学ぶ喜び」を奪っていくんだよな。

 

 

苦手なことを勉強するって大変だ。

そんなことばかりやっていると、しだいに勉強が嫌いになる。

「学ぶこと=苦しいこと」になってしまう。

 

 

本来、学ぶことは楽しいこと。

知的好奇心を満たすって気持ちのいいこと。

 

 

だから、もっと「好き」や「得意」にフォーカスして、とことん学ぶといいんだよ。

 

 

 

学ぶ大人、学ばない大人

今、「学ばない大人」は多い。

 

 

相手の興味に合わせて、お誘いをしたりする。

「こんなセミナーあるけど、一緒に行かない?」

そう誘うのだけど、よく断られる。

「ネットで調べるからいい」なんて言われる。

 

 

たしかに、ネットで調べれば無料だ。

でも、忘れないでほしい。

無料の情報には、無料の価値しかない。

 

 

なぜ、無料なのか。

ちょっと考えれば、わかりそうなものなのだけれど。

 

 

これからは、もっと2極化していくんだろうな。

「学ぶ人」と「学ばない人」。

 

 

大人になってからの学びって充実している。

だから、今も僕は圧倒的に学んでいる。

もっと学びたいと思っている。

 

 

それは小さいころから、好きなことばかりやってきたからだと思う。

好きなことだけを圧倒的に学んできた。

だから、圧倒的に学ぶ方法を知っている。

 

 

興味をもったら、とことん学ぶ。

そういうことができるのは、そういうことを繰り返してきた人間だけなんだ。

 

 

子どもたちには、好きなことを圧倒的に学ばせたい。

大人はついつい、「バランスよく学ばせたい」と思ってしまうのだけれど。

それ、落とし穴ですわ。

 

 

平均的な普通の人は、おもしろくない時代なんだよね。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100のしつもん

どんなことに夢中になりましたか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。