それってホントに自分のしたいことなの?

本当にやりたいことか?

答えを内側に探すということ

正解か、不正解か。

ついつい外側に答えを探してしまう。

僕らの目は、外側しか見ることができない。

自分を見つめるためには、鏡が必要で。

その目は常に、外側ばかりを向いている。

 

だから、人は「正しさ」を外側に探してしまう。

 

他の人に批判されないように。

他の人に傷つけられないように。

 

「こうでなければならない」

「こうすべき」

 

そんな世間の常識に照らし合わせて、

「正解か、不正解か」を考えてしまう。

 

本当に大切なのは、

「自分がどうしたいか」

 

答えは内側に探すといい。

 

 

藤代圭一さんの講演会を終えて

 

2017年7月1日(土)

刈谷市産業振興センター小ホールにて、

「ふじしー」こと藤代圭一さんにご講演いただいた。

 

 

テーマは「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」。

たくさんの親子連れに参加していただき、

大盛況の講演会になった。

 

 

実は、クラウドファンディングはあと3日。

これは最後のチャンスだ。

これだけたくさんの人が集まる場。

宣伝するには、もってこいの機会だ。

 

 

講演会の主催者として、

マイクを握るべきだろう。

そこで、クラウドファンディングの支援を

お願いしなければならない。

 

でも、僕はそれをしたくなかった。

自分に問いかけたら、それをしたくなかった。

 

今日は、「子どものやる気を引き出す7つのしつもん」をテーマにした講演会。

みんな楽しく講演を聞き、ワークを通して「やる気を引き出すってどういうこと?」を体感した。

 

それでいい。

そのまま、その余韻を持ち帰ってもらえればいい。

ここは宣伝の場ではない。

 

せっかく人を集めたのだから、チラシを配ったら?

マイクで訴えたら?

そう思われるかもしれないけれど。

 

それは、僕の在り方ではないと思う。

 

今回の講演会は、子どもたちが司会をした。

僕はマイクを握らない。

もちろん、僕がマイクを握った方が早い。

なにせ、全部台本を用意しなければならないから。

 

でもね。

僕は教育者。

教育者は、フィクサーなんだ。

いつだって、学びを提供する者なのだ。

 

子どもたちに成長のチャンスを渡せるなら、それでいい。

それが僕の在り方なのだから仕方がない。

 

その軸を外れると、うまくいかないお知らせがやってくる。

 

手相セラピー・笹やんの言葉

「笹やん」こと笹田修司さんは、手相セラピーの創始者で、先日もひすいこたろうさんとコラボで講演したすごい人だ。

そんな笹やんから、先日の教育委員会に行った話にコメントをいただいた。

教育委員会に行った話

 

 

くれちゃん、一生懸命に活動してるところにゴメンね。。。
ボクには分からないので、教えてくれる?

ボクには、後援の必要性が分からないの。
この活動を理解して、シェアしてくれたり、拡散してくれる心強い仲間がいたら、「教育委員会後援」という堅苦しい後ろ盾は返って制限を生むだけのような気がしてならないんだけどね。。。

ボクは、その方面は素人だから、きっとトンチンカンな事を言ってると思うけど、教育委員会が後援するってだけで、堅苦しいに違いないという拒絶と面白くない映画だろうなーというレッテルを貼るボクがいる(笑)

で、ボクは拒絶してしまう教育委員会の後援って、そんなに強力な後ろ盾になるの?

良かったら、時間のある時でいいから、また教えてね〜( ´ ▽ ` )ノ

僕はこの言葉を聞いて、ハッとした。

また、僕は答えを外側に求めていたのかもしれない、と。

 

「後援をもらわなければならない」

そんな意識があった。

 

「後援」がもらえれば、学校に配布できる。

そう信じていた。

 

でも、本当にそうだろうか。

果たして本当にそうだろうか。

 

僕は教育委員会の対応に憤りを感じていた。

「書類を作れ」と言われたから、すべての書類を用意した。

それなのに、受け取れないと言われた。

僕の1日分の仕事は徒労に終わった。

また、後援をいただくために奔走した友人の1日を無駄にしてしまった。

 

そんな思いから、僕は確かに怒りを感じていた。

そして、戦おうとしていた。

これはもう、完全なるエゴ。

 

批判からは何も生まれないとわかっていながら、批判を生む投稿をしてしまったわけだ。

まだまだ、小さいな…、僕は。

 

何かと競うとき、エネルギーは外側に向かう。

外側にエネルギーが向かうと、うまくいかないんだ。

 

そんなことを笹やんは教えてくれた。

今度会ったら、チューしようと思う。

 

ちなみに、ふじしーも笹やんも大切な「しつもん仲間」だ。

 

 

本当の自分に出会ってる?

いつも自分のエネルギーがどこに向かっているのかを感じている。

 

ついつい、広げようとしがち。

たくさん集めよう。

たくさんの人に知ってもらおう。

 

そんなエネルギーになりがち。

名月荘でミヒロさんに言われた言葉を思い出す。

 

「くれちゃんは、

 いつも外側を向いてるねぇ…」

 

僕はエゴの塊だ。

そんなエネルギーを見透かされてしまった。

 

 

だから、もっと自分の内側に問いかけてみよう。

本当は「どうしたいの?」と問いかけてみることが大切だ。

 

 

子どもと接するときも同じ。

本当はどうしたいのかを注意深く観察する。

 

 

「それって、本当に自分のやりたいことなの?」

 

 

その言葉にハッとしてくれる子どもたちは多くいた。

 

現代社会は、答えを外側に探しがちだ。

すぐに批判される社会だから。

徹底的に叩く社会だから。

 

でもね、本当に大切なことは、もっと内側にあるんだよね。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

それって、あなたが本当にやりたいことですか?

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。