心のエネルギーをちゃんと充電していますか?
肉体的な疲れには敏感ですが、心の疲れには無頓着なところがあります。
ちゃんと、心を整えていますか?
疲れ切っているとき「気力がない」なんて言い方をしたりします。
「体力がない」と言えばスタミナ切れですが、「気力がない」は心が空っぽの状態ですね。
精も魂も尽き果てた状態です。
「気」という目に見えない力。
そんな「目に見えない力」なんて信じない!って方も多いと思います。
僕もそうでした。
でもね、生気のない顔をした人を見たことがあるでしょう?
歩いているだけで、怒気を孕んでいる人を見たことがあるでしょう?
「気」なんていうと、なんだかスピリチャルな感じがしますが、そんなに難しいお話ではありません。
体力というパッと見てわかりやすいエネルギーがあるのと同じように、目に見えない「心のエネルギー」があると思ってください。
さて、肉体のエネルギーは、休みなく働けば枯渇します。
当たり前ですが、休めば回復します。
徹夜なんかしたら大変ですね。
1日中お布団の中で寝てないと回復しなかったりします。
ところが、心のエネルギーというのは、休んでも回復しません。
それこそ心が壊れたら、1週間、2週間と休んでも回復しなかったりします。
心のエネルギーは他者に応援されたり信頼されたり褒められたり、そういうことで回復します。
また、面白いのは心のエネルギーは活発に動けば動くほど、さらに増えて行くことです。
好きなことをやると、どんどんエネルギーが湧いてきます。
楽しければ楽しいほど、さらにがんばることができます。
誰しもそんな経験があると思います。
楽しくて楽しくて仕事をしてたら朝だった。
僕のアプリ開発はそんな仕事でした。
それをフロー状態と呼びます。
逆に、得意じゃないことをやると、どんどん心のエネルギーは枯渇していきます。
やる気はなくなるし、思考力が落ちて冷静な判断ができなくなるし、良いことはありません。
叱られたり、貶されたりしても減っていきます。
誰と関わるか、何に取り組むかは、心のエネルギーに大きな影響を与えるのです。
心のエネルギーをすり減らすのは「否定」です。
苦手なことをやるのは苦しい。
そういうことを繰り返すと、自分で自分を否定することになります。
「あぁ、俺ってダメだな」と否定することで、心のエネルギーを知らず知らずのうちにすり減らすんですね。
また、関わる人に叱られたりすると否定された感覚になります。
叱られると凹んで、やっぱり心のエネルギーが枯渇していきますよね。
僕らはどうも肉体的なエネルギーには敏感です。
疲れたら休めばいいんです。
でも、心のエネルギーには無頓着で、枯渇しててもがんばってしまいます。
仕事が終わって家に帰る。
疲れ切って、何もやる気が起きない。
だとしたら、それは心のエネルギーが枯渇しているということです。
休むだけでは回復しないから。
好きなことをすると良い。
現実逃避でもいいから、好きなことをやってみよう。
心は見えないものだから、身体よりも大切にする必要があるんだよ。
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