カッコいいリーダーになりたければ美容師さんと話しなさい♪
僕は美容院に行くと、一言も話をしないタイプです。
あれこれ話しかけられると、ちょっと疲れてしまいます。
いろいろ質問してくる美容師さんに当たったことがあって、話すの嫌いじゃないですけど、なんとなく髪切っている間はボーっとしたいなと思いましてね。
今、通っている美容院の美容師さんは話しかけてこないので、僕にとっては心地よい空間なんです。
けれど、どうしても話したいことがあって、話しかけたんです。
それはセットの仕方。
美容師さんがささっとワックスをつけてセットすると、バチっと決まるんですよね。
それなのに、自分が見よう見まねでやってみると、なんか違うんです。
おかしいな、と思って。
それでどうしたらいいか尋ねると、いろいろ教えてくれました。
「骨格的に頭の外側が張って見えるのは仕方がないですね」
「つむじの渦が特徴的なんでセットはこうするといいですよ」
髪や頭って自分では直接見ることができません。
だから、専門家である美容師さんの言葉がすごく参考になりました。
あー、これ、マネジメントを学ぶことと同じだな、と思ったんです。
マネジメントを学ぶって美容院に行くようなものなんです。
えっ?どういうこと?って思いますよね。
だってね、自分では見えないことに気づくじゃないですか。
学ぶと「あーそっか、だから、うまくいかなかったんだな」って気づく。
「気づく」と今度は何を意識したら良いかもわかります。
それに髪を整えると、すっきりした気持ちになって、景色さえ違って見える。
マネジメントがうまく行き出して人間関係が整うと、同じ職場や教室でも見え方が変わりますし、気持ちも晴れやかになります。
例えばリーダーのタイプを2つに分けて考えましょう。
Performance Function型リーダー。
これはチームが目標を達成するために、チームメンバーに行動を促す行動ができるリーダーです。
Maintenance Function型リーダー。
こちらはチームを維持していくために、チームメンバーをフォローアップしていく行動ができるリーダーです。
あなたはどちらが得意なタイプのリーダーでしょうか。
自分のタイプを知ることは、髪質や骨格を知るようなものですね。
Performance Function型リーダーは、仕事のできる人を重宝し、仕事のできない人のフォローを怠るところがあります。
Maintenance Function型リーダーは、仕事のできない人のフォローに周りすぎて、仕事のできる人が不満を抱える傾向にあります。
はい、これが自分の癖です。
髪にも癖がありますよね。流れがありますよね。
そういうのに合わせてセットするといいみたいです。
だから、マネジメントも自分の癖、つまりは傾向に合わせるとカッコよく決まるんです。
Performance Function型リーダーは、できていない人のフォローを意識してください。
できていない人に合わせなくていいです。
あなたはあなたのままで、ただちょっとだけ意識して「できていない人」の様子を気に掛けるんです。
逆に、Maintenance Function型リーダーは「できる人」をねぎらうことを忘れないでください。
そちらの心のケアも意識してほしいのです。
美容師さんにセットしてもらえばカッコいい髪型が決まるように、自分の傾向に合わせたマネジメントを意識すればカッコいいリーダーになれるわけです。
すると、あなたの職場、チーム、学級の景色も違って見えるはずですよ。
メルマガ登録
毎朝6時に「人間関係づくり」をテーマにしたメルマガをお送りしています。
↓↓↓画像をクリックして登録してくださいね。