笑顔より、もっといい顔で過ごす。

先生の表情 学級

どんな表情で、子どもたちの前に立ちますか?

僕は以前、いつも怖いオーラを出している生徒指導の先生でした。

そういう役割を演じてきました。

 

だからでしょうか。

うまく笑うことができませんでした。

 

先日、お会いした先生。

もう十年ぶりぐらいにお会いしたのだと思います。

 

「表情が、全然違うね」と言われました。

 

今は怖い顔をする必要などないんです。

ず〜っとニコニコしていればいいんです。

 

笑顔よりもっと素敵な顔がある

僕は人間をじっくり見るのが大好きです。

子どもだけじゃなく、大人も。

 

笑顔が素敵な先生はたくさんいます。

でもね、子どもたちが駆け寄ってくるような先生の顔ってもっと素敵な顔なんです。

笑顔よりもっといい顔、それは「優しい顔」

 

 

ただ笑ってるだけじゃ、子どもの心には届かないんです。

だから、「優しい顔」が必要なんです。

 

我が子が生まれたばかりのころ、家に帰ると一番に我が子の寝顔を見に行きました。

いつまで眺めてても飽きません。

 

そのときの顔です!

穏やかであたたかな、「優しい顔」って。

仏様のような顔です。

 

そんな表情でニコニコ子どもたちを眺めてみる。

「優しい顔」でいると、心まで優しくなれます。

これ、本当です。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 笑顔よりもいい顔「優しい顔」で子どもたちの前に立つ。

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。