「ありのまま」でいられる教室づくり
教室に攻撃はいらない
学校は、子どもたちにとって『安心・安全な場所』でなければならないと言われます。
心から、そう思います。
僕は「安心・安全な場所」とは、
「ありのままの自分でいられる場所」
と考えています。
自分の価値観を、
攻撃されない場所です。
自分の存在を、
攻撃されない場所です。
取り繕ったり、装ったり、偽ったりしなくても、子どもたちが、「ありのまま」にいられる場所。
それが「安心・安全な場所」であると考えます。
「ハッピーな教室」をつくる
子どもたちにとって「安心・安全な場所」
それが「ハッピーな教室」です。
そのためには、教室から暴力を一掃しなければなりません。
では、「暴力」とは何でしょうか?
それは、自己にではなく、他者に向けられる力。
力づくで影響を与えようとする力。
それが、「暴力」だと考えています。
ですから、殴る蹴るといった身体的な「暴力」はもちろんのこと、暴言を吐く、悪口を言うといった言葉も「暴力」です。
さらに、ここからが重要。
暴力にはもう一つ、心に働きかける受動的な「暴力」が存在します。
僕らは、知らず知らずにその「暴力」を教室に持ち込んでしまっているのです。
先生自身が教室に「暴力」を持ち込んでいるとしたら、ゾッとすることですよね。
ハッピーな先生になるためのステップ
教室を「ありのままの自分」でいられる「安心・安全な場所」にする