非暴力的存在の先生でありたい
教室でのパワーバランス
「大人」と「子ども」
「先生」と「児童生徒」
価値観が変わり、社会の見る目は変わりました。
「先生」という職業は、もう尊敬の対象とはならないかもしれません。
とは言え、教室の中でのパワーバランスはやはり「先生」の方が圧倒的に有利。
この圧倒的な関係性を利用して、力づくで物事を進めれば、それは「暴力」です。
暴力からは暴力しか生まれないことを知っておきながら、かつての僕もそうでした。
将来の不安を煽り、成績を武器に脅し、高圧的な態度で支配しようとする、いわば「独裁者」でした。
それが「正しい」と信じていました。
「カリスマ型学級経営」では、先生は「独裁者」になる必要があります。
児童生徒をコントロールしなければなりません。
コントロールするうえで、「恐怖」は大変便利な道具です。
「ファシリテーター型学級経営」が手放すもの
「ファシリテーター型学級経営」に「暴力」は必要ありません。
今一番大事にしていることは、「先生自身」が非暴力的な存在として教室にいることです。
脅さない。
圧力をかけない。
それでも、うまくいくものです。
もちろん、僕は未熟な人間です。
「普通の先生」です。
だから、まだまだの部分はたくさんあります。
感情にも流されやすいです。
腹も立ちます。
そんな自分の現在地を理解して、さらに「ハッピーな先生」を目指しています。
「ハッピーな先生のハッピーな教室」をお読みいただいているすべての先生方とともに、僕も成長していきたいと考えています。
ハッピーな先生になるためのステップ
「力づくの指導」に頼らない先生になれるように、日々精進する。