人材分析3タイプ⭐︎関わり方でその人の能力を最大限に生かす方法
仕事も人生も、うまく行くとき行かないときが当然あるのだけど。
できれば、うまく行くようにしたいもの。
だから、自分がうまく行くときのルーティンは覚えておくといい。
元メジャーリーガーのイチロー選手が打席に立つときに見せる独特のルーティン。
軽く屈伸して打席に立ち、ユニフォームの肩口をクイっと引っ張り上げ、バットをグルグルと回す。
あの独特のルーティン。
あの動き自体には意味がないかもしれないけれど、あの動きでリズムを作るからうまく行く。
そういうことって誰にでもあると思う。
DOC(DOC理論)では、その人のものの見方や感じ方の傾向、コミュニケーションのスタイルを3つのタイプにも分類している。
関係重視型のα(アルファ)タイプ
成長追求型のβ(ベータ)タイプ
自分探求型のΩ(オメガ)タイプ
【Apple Store】
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気になる方は人材分析アプリCrewDosks®︎をインストールして、自分のタイプを分析してみてほしい。
β(ベータ)タイプは、自分のペースを守ることで、自分の力を発揮するタイプである。
関わる人は、この「自分のペースで動きたい」を大切にしてあげると良い。
僕はβ(ベータ)タイプで、妻はα(アルファ)タイプ。
α(アルファ)タイプはベースに「一緒に動く」がある。
ところは、彼女は時間にルーズなところがあって、「出発は8時」と決めておいても、結局20分、30分と時間に遅れてしまう。
それそのものは個性だから、僕は「仕方がない」と諦めているのだけれど、事が「僕が講師でこれから仕事」みたいなときは、とても厄介なわけで。
一時、講座に彼女がついてくることがあった。
僕はいつも、「なぜついてくるのだろう?」と思っていた。
僕の仕事だから、本来は別についてくる必要もない。
ただ、それをわざわざ口にするのも「なんだかな」と思って、何も言わずにいた。
ところがやはり、この「僕のペースで仕事ができない」という部分だけは、どうしても了承できない。
僕は自分の仕事のクオリティには人一倍こだわっているからだ。
100点を目指して仕事をし、100点の仕事をすることで満足感を得るのがβ(ベータ)タイプ。
200点を目指して仕事をし、300点を取るときもあれば3点のときもあるのがΩ(オメガ)タイプで、平均点で満足できるのα(アルファ)タイプである。
ちなみに、80点を求められたら「80点でいいか」と力をセーブできるのもβ(ベータ)タイプなので、目標設定は極めて重要。
彼らに200点を求めると、「それって無理じゃね?」となって、努力そのものをしなくなる。
関わり方は本当に難しい。
まーそんなわけで、僕は「一人で仕事に行きたい」と妻に伝えたわけだ。
「一緒に動く」がベースの彼女からすれば、それは「冷たい」に入るのだけど、「だったら時間に間に合えよ」とも思うわけで。
こういうことは本当に難しい。
面白いもので、β(ベータ)タイプから「冷たい」と思われることはないが、α(アルファ)タイプやΩ(オメガ)タイプからは「冷たい」と思われがちだ。
で、僕の場合、講演会や講座のときは、会場に1時間前には入る。
会場近くのカフェでぼんやり時間を潰すことも多い。
とにかくバタバタと会場入りしたくないのである。
始まる前、心に余裕がない状態になると、エンジンがかかるまでに時間を要する。
「入り」がフワッとなってイマイチな感じになるのである。
だから、余裕を持ってスタートしたい。
それが僕のうまく行く秘訣なのである。
このように、β(ベータ)タイプは「自分のペースでやりたい」という人たちである。
僕はいろんな案件を抱えている。
毎日毎日、とにかくやることが多い。
そして、仕事を溜めないように、できるだけ早く処理していく。
一番褒められるのが、「仕事の早さ」で、とにかくさっさとやる。
けれど、返信のレスポンスはすこぶる遅い。
「あとで連絡します」ぐらい返信しておいてもいいのだけど、たぶん忘れる。
忘れる自信がある。
いろんな方面からいろんな話が飛んでくる。
国際空港は、いろんな国々から飛行機が飛んできて、いろんな国々に飛行機が飛び立つ。
まさに、あんな感じ。
着陸した飛行機は、さっさと離陸させないと滑走路が空かない。
とにかく仕事がやってきたら、できるだけ早く終わらせて、僕は僕のクリエイティブな時間を確保していく。
そんな多忙さだから、届いたメッセージは既読にしちゃうと埋もれてわからなくなる。
だから、仕事っぽいメッセージは既読無視をしておくことが多い。
これは、無視をしているわけではなく、メッセージが届いていることを忘れないための配慮である。(未読のメッセージはスマホ上に表示されるので)
そして、開封したら、さっさと仕事をする。
飛んできた飛行機は着陸させずに、空港の上、お空で待機してもらう感じだ。
そして、僕に余裕ができたら着陸してもらい、さっさとまた離陸してもらう。
そうしないと、僕は僕のペースで仕事ができない。
β(ベータ)タイプは自分のペースでやりたいのである。
そういうことはどのタイプにも存在していて、α(アルファ)タイプなら安心できる環境を与えてあげるのが良いし、Ω(オメガ)タイプなら気分良くやらせてあげるのが良い。
そのことを理解しているだけで、関わり方は変わる。
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