4タイプ別 人材分析⭐︎ギャンブルするタイプvs勝てる戦しかせぬタイプ

ギャンブルする人

パッと思いついたら、すぐ動くタイプの人がいる。

「面白そう!」「楽しそう!」と感じたら、サクッと動くのである。

それで損をすることもあるけれど、先行者利益を得ることも多い。

 

 

一方、熟慮して動くタイプもいる。

こういう人は先行者利益を得ることはないけれど、大きな失敗もしない。

いわば、ギャンブルはせず勝ち馬に乗るところがある。

 

 

DOC(DOC理論)では人を4つのタイプに分類している。

RED(赤)タイプBlue(青)タイプYellow(黄)タイプGreen(緑)タイプ

その人のものの見方や感じ方の傾向を3つのタイプに分類している。

 

 

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思考優位と感性優位の人がいる。

 

頭の中で考えるをきっかけにするタイプが思考優位な人。

逆に、感じたことをきっかけにするタイプが感性優位な人だ。

 

 

RED(赤)タイプGreen(緑)タイプは感性優位な人が多い。

彼らは皆、感じることをきっかけに行動を始める。

 

 

論理的な何かをきっかけにするよりも感じて動き出すタイプと言える。

このタイプの人というのは単独で現実世界を動かしていく力は弱いので、人と手を取り合って前に進む必要がある。

 

 

緑β(ベータ)タイプだけは例外で思考優位なところがある。

 

 

Blue(青)タイプYellow(黄)タイプは単独で現実を動かしていけるだけの力が強い。

ゆえに、一人で進もうとしがちだ。

物事を大きく成長させたければ、単独できることには限りがあることを自覚し、やはり仲間と手を取り合いたい。

 

 

こういう人は思考優位である。

損得や経済を念頭に起きつつ、現実的な行動を選んでいく。

 

 

青β(ベータ)タイプである僕は自己実現のために努力を惜しまない。

α(アルファ)タイプβ(ベータ)タイプΩ(オメガ)タイプという3タイプで考えた場合、β(ベータ)タイプが最も現実世界を動かす力に優れる。

 

 

とりわけ青β(ベータ)タイプというのは、目標を設定し、そこに辿り着くためのロードマップを描き、淡々と行動する。

そういう人だから成果を出すことは好きで得意なことだ。

 

 

こういうことは、緑β(ベータ)タイプもお得意である。

ただ、この人たちは勝つべきところで勝つが、負けても良いところでは負ける。

最後に勝っていれば、序盤はいくらでも負けを受け入れるところがある。

 

 

負け戦は決してしない。

それが計算高いのか、それともセンスのなせるワザなのか。

僕にはわからない。

 

 

とにかく緑β(ベータ)タイプは人付き合いもうまく、軽やかに接する。

そんな姿を見て、いつも「お上手ですね」と褒め称える。

 

 

「カメレオン」のように変幻自在。

相手に合わせて変幻自在にコミュニケーションを操りながら道を切り開いていく。

 

 

そういうことはβ(ベータ)タイプはあまり得意ではない。

どうしても自分を貫いてしまう。

実直といえば聞こえはいいが、変に生真面目な性格とも言える。

 

 

柔軟に言葉を操るというよりは、「俺は俺」という感じで自分を貫いてしまう。

ゆえに、リーダーとしては一本筋の通ったところがあるのだけど、柔軟さには欠ける。

だから、そういうところを意識できると、リーダーとしての魅力が増す。

 

 

他者の言葉に耳を傾ける度量を身につけたらパーフェクトだ。

 

 

さて、緑β(ベータ)タイプが決して負け戦をせぬタイプとするならば、黄β(ベータ)タイプは負け戦だろうがなんだろうが、「面白い」と思ったらまずは挑んでみる。

 

 

なんといってもノリが大事。

「楽しい」をテーマに生きているんだろうな、ということがよく伝わってくる。

だからだろうか。

黄β(ベータ)タイプがいると、組織の明るさが2倍になる。

 

 

彼らはノリで動くところがある。

それでいい。

それこそが「その人らしさ」である。

 

 

「面白そう!」と思って即行動する。

だから、無駄になることも多いけれど、それでいい。

興味関心の赴くままに走らせていけばいい。

 

 

緑β(ベータ)タイプはそういうことをしない。

無駄が嫌いなので、取捨選択をしっかりする。

ゆえに、動きはゆっくりである。

 

 

黄β(ベータ)タイプが短距離走を繰り返す人ならば、緑β(ベータ)タイプはマラソンランナーである。

 

 

 

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。