人材分析4タイプ⭐︎ネガティブな部下とポジティブな上司の間で起こるミスコミュニケーショ

ミスコミュニケーション

ポジティブとネガティブという言葉。

性格を表すときに、よく使う言葉です。

 

 

一般的には、ポジティブな方が良く、ネガティブな方が悪いと理解されています。

果たして本当にそうなのでしょうか。

 

 

DOC(DOC理論)では人を4つのタイプに分類しています。

RED(赤)タイプBlue(青)タイプYellow(黄)タイプGreen(緑)タイプ

その人のものの見方や感じ方の傾向を4つのタイプに分類しています。

 

【Apple Store】

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気になる方は人材分析アプリCrewDosks®︎をインストールして、自分のタイプを分析してみてください。

 

 

RED(赤)タイプYellow(黄)タイプ可能性追求型と呼び、Blue(青)タイプGreen(緑)タイプ課題解決型と呼んでいます。

 

 

可能性追求型は、物事の良い面にフォーカスします。

ですから、その言葉は比較的ポジティブです。

 

 

一方、課題解決型は、物事の悪い面にフォーカスします。

ですから、その言葉は比較的ネガティブです。

 

 

物事の良い面にフォーカスすれば、人にしろ可能性にしろ、伸び代がいっぱいに見えてきます。

「あそこがダメ」「ここがダメ」とマイナスな言葉がけをするよりも、励ましねぎらいとポジティブな声をかけることは一見、とても素敵なことのように思いますよね。

 

 

僕らはいつも、自分とは異なるタイプの人とどう関われば良いか、にスポットを当てています。

 

 

一見良いように思えることが、実はそれほど良いことではないというお話をしましょう。

「良かれ」と思ってやったことで、人を傷つけることもある。

だから、人間関係は難しいのです。

 

 

RED(赤)タイプYellow(黄)タイプ可能性追求型です。

可能性追求型は、良い面にフォーカスします。

 

 

Blue(青)タイプGreen(緑)タイプ課題解決型です。

反対に、悪い面にフォーカスします。

ただし、それはネガティブな性格という意味ではありません。

 

 

悪い面に目を向ける人がネガティブな性格ではないのです。

非常にポジティブに悪い面を捉えているのです。

 

 

言い方を変えると、改善点に目が行くということです。

ここを修正したら、もっとうまく行くのにな。

そんな視点で物事を見ています。

 

 

ですから、課題解決型の部下が「ここが問題なんですよね」という話をするのは、課題解決型の上司からすれば「おお、確かにな」と思うだけですが、可能性追求型の上司は「そんなことないよ。まずやってごらん」なんて声をかけちゃうわけです。

 

 

課題解決型のネガティブな言葉を、可能性追求型がポジティブな言葉に変換してしまう。

リフレーミングという言葉があります。

「繊細」といえばネガティブですが、「人の気持ちを感じ取る力が強い」と言い換えればポジティブです。

 

 

可能性追求型の上司が言う根拠のない「大丈夫!大丈夫!」が、課題解決型の部下は苦手です。

「なんで大丈夫だと思うのか」という根拠を示してくれないと、全然「大丈夫!大丈夫!」とは思えないんです。

 

 

その姿を見て上司は「この部下はネガティブな人だ」と理解してしまうわけです。

Blue(青)タイプGreen(緑)タイプ課題解決型ですから、いつも課題に目が向いています。

 

 

課題を見つけることは、決してネガティブなことではありません。

課題を解決して前に進みたい。

それは、その人の物事に対するアプローチの仕方です。

 

 

その方が心地が良いのだから仕方がありません。

ものの見方や感じ方は人それぞれです。

 

 

一方、上司がBlue(青)タイプGreen(緑)タイプ課題解決型で、部下がRED(赤)タイプYellow(黄)タイプ可能性追求型の場合は、どんなミスコミュニケーションが起こりそうでしょうか。

 

 

チームにはいろんな人がいる。

そのことをリーダーがわかっているだけでコミュニケーションは変わります。

みんな違ってみんないい。

個を生かすのがリーダーの役割です。

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。