人材分析3タイプ⭐︎効果的なフィードバックとやる気を削ぐだけのフィードバック

今、ライティングスクールに通っている。
そこでは週に一度、ブログ記事を投稿するのだけれど、一定の基準を満たしていれば、公式ページに掲載され、それを満たしていなければ、落選となる。
毎週2000文字から3000文字の原稿を書くことは、僕にとって造作のないことだ。
ただ、今週の記事は残念ながら落選となった。
落選となっても、フィードバックをもらえる。
問題はこのフィードバックが、受け取りやすい形か否かということである。
先生は児童や生徒に、上司は部下に、監督は選手に、フィードバックすることが多い。
どのようにフォードバックするのが適切か、という話をしたい。
DOC(DOC理論)では、その人のものの見方や感じ方の傾向、コミュニケーションのスタイルを3つのタイプにも分類している。
関係重視型のα(アルファ)タイプ
成長追求型のβ(ベータ)タイプ
自分探求型のΩ(オメガ)タイプ
【Apple Store】
https://apps.apple.com/jp/app/crewdocks/id1626940245
【GooglePlay】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hikoni.crewdocks
気になる方は人材分析アプリCrewDosks®︎をインストールして、自分のタイプを分析してみてほしい。
今回、僕が書いた原稿に対するフィードバックは「コンテンツが弱い」という指摘だった。
成長追求型のβ(ベータ)タイプにとって、フィードバックは大変ありがたいものだ。
関係重視型のα(アルファ)タイプならば、あたたかい言葉でフィードバックをもらえると、前に進める。
ダメなところの指摘ではなく、まずはできていることを褒め、寄り添う言葉を添えていくのが良い。
自分探求型のΩ(オメガ)タイプは、マイナスな言葉はスルーか、テンション下がるか、なので気分よく前に進むメッセージを届けるのが良い。
今回のフィードバックは、いわば「公式ページに掲載されない理由」となるので、どうしても「ダメなところを指摘する」という形になりがちである。
こういうフィードバックは、関係重視型のα(アルファ)タイプにとっても、自分探求型のΩ(オメガ)タイプにとっても、受け取りにくい形になりがちである。
成長追求型のβ(ベータ)タイプは、フィードバックを元に改善し、自分を成長させていく。
だから、ダメ出しは当然、快不快でいえば不快に当たるのだけど、でも嫌いではない。
気持ちよくないけど、でも無駄に褒められるよりは、ダメ出しも大切だよね、と思っている。
ただ、今回僕がもらった「コンテンツが弱い」は具体に欠ける。
では、どうすればよかったのだろう?
どんなコンテンツがコンテンツとして強くて、どんなコンテンツがコンテンツとして弱いのだろう?
たとえば、クローゼットから服を選んでみる。
鏡に映った自分の姿を見て、「うん、よし。今日も素敵だ」と思ったとする。
そこへ友人がやってきて、「なんか、服、変じゃない?」と指摘する。
「そうかな?」と返事をするのだけど、「うん、ちょっとダサいよ」と言われてしまう。
それで、「じゃあ、どうしたらいいの?」と尋ねると、「さあ、そんなの自分で考えなよ」と言われたらどうだろう?
あなたはたぶんカチンと来るはずなのである。
フィードバックで大切なのは、「では、こうすれば良くなるよ」という「答え」である。
少なくとも成長追求型のβ(ベータ)タイプは「答え」が知りたい。
「1+1=3」と答えたら、「答えは2だよ」を教えてほしい。
何が正解なんですか?を知りたい。
一方、、関係重視型のα(アルファ)タイプはなぜ「3」になっちゃったかを一緒に考えてほしいし、どうしたら「2」になるか、わかるまで付き合ってほしい。
自分探求型のΩ(オメガ)タイプは、「3」になった方法を楽しみたい!
面白い間違いだな!と笑い飛ばして、人生を楽しみたい。
そんなわけで「コンテンツが弱い」という指摘を受けたところで、じゃあ次回の提出課題のコンテンツが強くなることはないのである。
そう、フィードバックをもらっても何も変わらないフィードバックはフィードバックではないと思っているのだ。
シンプルにやる気だけ削がれる。
…というフィードバックに対するフィードバックを書いてみたわけだが、たぶんこれを読むとフィードバックをした人もフィードバックをする気が削がれると思う。
これがダメ出しの効果効能である。
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