人材分析3タイプ⭐︎気分に左右される取り扱いの難しい人をどう育てるか

バカボンのパパが言う。
「これでいいのだ!」
うん、そうそう。
人間を理解するときは、いつだって「これでいいのだ!」が大事である。
人はついつい自分の正解を人に押し付けようとする。
「こうすべき」「こうあらねば」
自分の「ねば」と「べき」を他人にも強要するところがある。
親は子に、上司は部下に、監督は選手に。
「こうすべきだよ」「こうしなきゃダメだよ」
そうやって価値観の押し付けをするんだな。
DOC(DOC理論)では、その人のものの見方や感じ方の傾向、コミュニケーションのスタイルを3つのタイプにも分類している。
関係重視型のα(アルファ)タイプ
成長追求型のβ(ベータ)タイプ
自分探求型のΩ(オメガ)タイプ
【Apple Store】
https://apps.apple.com/jp/app/crewdocks/id1626940245
【GooglePlay】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hikoni.crewdocks
気になる方は人材分析アプリCrewDosks®︎をインストールして、自分のタイプを分析してみてほしい。
Ω(オメガ)タイプの娘が「今日もかわいい!」と言う。
「ね、オトン、どう?」と聞くので、僕はチラ見して「かわいいね」と言う。
家族みんなも口々に「かわいいね」と言う。
本人は満足して出かけていく。
何がかわいいのか。
自分である。
自分がかわいいのである。
そういうことを大きい声で言えるの、すごいと思う。
我が家の場合、そういう彼女の特性をわかっているので、みんな口々に「かわいい」と言う。
「これでいいのだ!」
芸術家である彼女は、家族のLINEに自分の作品をどんどん送りつけてくる。
美術の先生たちが高く評価をしているのだから、たぶんその作品は素晴らしいのだけど、もはや僕ら素人にはよくわからなかったりする。
でも、みんな、返信するのは「すげー!」「うまーい!」である。
別に具体的にどこが良いとか、伝える必要はない。
気分よくやっててくれたらそれでいい。
「これでいいのだ!」
Ω(オメガ)タイプを育成するときは、とにかく気分よくやっててもらうのがいい。
親や、上司や、教師や、監督の「こうすべき」「こうあらねば」が最も成長を阻むタイプである。
このタイプは、気分に左右される人たちが多い。
世間ではこういう人のことを気分屋と呼び、取扱注意な人物だとレッテルを貼ることもある。
間違えてはいけないのは、相手がどんな人であっても、それは関わり方次第だよ、ということである。
気分屋さんというのは、考えようによってはとても扱いやすい人物である。
だって、気分よくさえやっててくれたら、それでいいからである。
「この人は気分屋だな」と思ったら、気分よくやってもらう方向で関わればいいのである。
もちろんこれが「気難しいタイプ」であれば、程よく距離を取るのがよろしい。
が、しかし、Ω(オメガ)タイプというのは総じて「気難しいタイプ」というよりは、付き合って楽しいタイプである。
付き合って楽しいタイプではあるけれど、とりわけ親なんてことをやっていると、どうしたって「こうすべき」「こうあらねば」が顔を出して、コントロールしたくなる。
でもね、この人たちにそれは不要である。
楽しく付き合えば良いのだよ。
そもそも、どうせ自分にとって都合の悪い話は左の耳から右の耳で、突き抜けていくタイプである。
コントロールしようとすると失敗する。
そもそも制御不可能なものを制御してもうまくいくはずがない。
「これでいいのだ!」と思うぐらいでちょうど良いのだ。
そんなわけで、日本の教育はΩ(オメガ)タイプを伸ばすことを苦手としている。
「ねば」と「べき」では育たぬ人たちである。
メルマガ登録
毎朝6時に「人間関係づくり」をテーマにしたメルマガをお送りしています。
↓↓↓画像をクリックして登録してくださいね。
