自分に自信のない子どもに寄り添うステップ

ヘップトーク

去年生まれたポジティブな26万人

あなたは出会ったことがありますか?

 

モチベーションの低い赤ちゃん。

あきらめの早い赤ちゃん。

怠惰な赤ちゃん。

 

「あ〜、寝返りとか、自分、無理なんすよ〜」

「あぁ…、ハイハイとかマジ面倒くさいし〜」

「あぁぁ…、おっぱい吸うの、ダリぃ〜よ〜」

 

そんな赤ちゃんはいませんよね。

そう、だれもが生まれたときはすごく前向き!

超ポジティブ!!

 

寝返り?

できる!僕はきっとできる!

 

ハイハイ?

できる!わたしはきっとできる!

 

つかまり立ち?

できる!ぼくはきっとできる!

 

あれもこれも、できるよ!きっとできるよ!

それが、生まれてから数年の僕らの姿です。

 

自信のない子が増えている

それなのに、気がつけば「僕には無理かもしれない」「わたしにはそんなことはできない」という思考が習慣になってしまっています。

 

それらは、周囲の大人が産み出したもののようです。

 

「お前には無理だ!」

「それはダメだ!」

「君には才能がない!」

 

そうやって否定のシャワーをかけ続けたら、だれだって自信をなくしていきます。

そう!今、自信を失った子どもたちが増えているのです。

 

全部抱きしめて、認めてあげる

まずは、認めてあげることが大切。

 

 

結果なんか出てなくたっていいの。

その行動が素晴らしいんだから。

「がんばったあなたは素晴らしい!」

 

 

結果は出ないし、行動もしない子だっていいんです。

そんなときは、その存在そのものを認めてあげればいい。

 

あなたは、あなたであるだけで素晴らしい!

あなたがいてくれて、私はうれしい。

 

そういう応援者がいてくれることが、子どもたちの大きな力になります。

 

「できる!できる!必ずできる!」

一般財団法日本ペップトーク普及協会の堀内祐一朗さんからお聞きした魔法の言葉です。

自分で何度もつぶやいてみてください。

なんだか、身体が熱くなってきます。

 

子どもたちにもかけてあげた『ポジティブな言葉』のシャワーです。

ほら、あのころは、こんな言葉を使っていたでしょ?

 

「ほら、もう少し!立てるよ!立てるよ!がんばれ〜!」って。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 ポジティブな言葉のシャワーで、子どもの全部を認めてあげる

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。