子どもの気持ちは、逆から眺める

子ども 指導

伝えたいことを伝えてない?

ついつい伝えてしまう自分の想い。

「わかってほしいから」

アドバイスを送る。

教えてあげる。

 

それを愛だと思ってしまいます。

 

でもね、それを逆から眺めてみてください。

つまりは、子どもの立場になって眺めてみてください。

 

子どもたちにも、よく言います。

「相手の立場になって考えなさい」ってね。

 

だから、僕らも子どもの立場になって考えればいいんです。

 

子どもの想い、先生の想い

「僕はこう思う」

「僕はこうしたい」

「僕はこうありたい」

 

そんな言葉に対して、「先生らしい言葉」が返ってきたら。

 

「それは違うんじゃない?」

「もっとこうしたら?」

「まだまだ出来るんじゃない?」

「もっとがんばれよ」

 

そうそう、そんなアドバイス。

うれしいかな?

 

うん、うれしくないよね。

 

教えることは愛ではないよ。

大切なのは感情です。

 

人間は感情の生き物だから。

この言葉、その言葉。

届けたときにね、この子はどんな感情になるだろう?

その一点にフォーカスすれば、子どもとの関係性は、素晴らしいものになります。

 

「◯◯ね」で受け止める。

そのための魔法の言葉があります。

それは「いいね」。

 

子どもの言葉を「いいね」で受け止めてみてください。

まずは、そこから。

 

子どもの言葉をニコニコ受け止める。

一言、こう添えよう。

 

「うん、いいね」

 

先生らしい言葉なんていらないよ。

ただ受け止めるだけでいいんだ。

これ、本当だよ。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

子どもたちにどんな感情を抱いてもらいたい?

 

(「いいね」を押していただき「しつもん」の答えと一緒にシェアしていただけたら幸いです。)  

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。