学級の「経営者」となって学級経営をしていますか?

学級の経営者になる

『経営者』のお仕事って、何だろう?

日本にはたくさんの自動車会社があります。

 

自動車会社の経営者が、

車を作ったり、

運んだり、

売ったりすることはありません。

 

街に出かければ、

たくさんのファーストフード店があります。

 

その会社の経営者(店長じゃないですよ)が

ファーストフードを作ったり、

売ったりすることはありません。

 

つまり

 

「経営者」ビジネスの流れの中にはいないのです

 

では、「経営者」は何をしているのか。

 

それは、

「ビジネスモデルをつくること」

 

「ビジネスモデルを動かすこと」

 

「ファンをつくること」

 

サービスや製造や、流通、キャッシュの流れをつくり、それを動かしていく。

そして、それを応援してくれるファン(株主や顧客)を増やしていく。

 

これが経営者のお仕事です。

 

 

「学級経営」は「学級」を「経営」することです。

 

この「経営者のお仕事」に、「学級担任のお仕事」をあてはめてみましょう。

 

「ビジネスモデルをつくること」

 =「学級の仕組みをつくること」

 

「ビジネスモデルを動かすこと」

 =「学級の仕組みを動かすこと」

 

「ファンをつくること」

 =「子どもに愛され、

   保護者に応援してもらうこと」

 

これが、「学級担任のお仕事」です。

 

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 

 学級担任の仕事とは、学級の「経営者」になること

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。