因果を知ると、いいんだよ♪

因果 原因 結果

原因と結果の法則

物事には、原因と結果があります。

起こった結果には、それを引き寄せた原因が必ずあります。

 

原因がわからないことはあります。

ですが、原因がないことはありません。

 

原因と結果がわかりやすくつながっていることを、人は当たり前として受け入れます。

お酒を飲み過ぎた…。で、次の日二日酔い。

むっちゃ言い過ぎた…。んで、嫌われた。

 

一方で一見すると、結果に対する原因が見えないことがあります。

 

すべては自分が蒔いた種なのね♪

僕のリスペクトするご上人さまの光静先生から伺ったお話です。

 

畑に大根の種を蒔いたら、畑に大根が実った。

これが、原因と結果の法則。

ちゃんとつながってるから、僕らはそれを当たり前と感じます。

 

一方、大根の種を蒔いたのに、メロンが実っていたとします。

畑に行ってビックリ!

「あれっ!大根の種を蒔いたのにメロンやん!」

 

先生は「どう思う?」と問われました。

 

ある人は、「ラッキー」と思って喜ぶと答えました。

ある人は、「なんで、メロンなの?」と不思議に思うと答えました。

僕は性格が悪いので、「だれだ?せっかく大根の種を蒔いたのにイタズラしたなっ!」と思ってしまいます。

 

つまりね、原因がわからないとき、もしくは思っていた結果でなかったとき、人はそれを運のせいにしたり、おかしい!って感じたりするわけです。

 

因果がつながらなかったら

でね、光静先生は、こうおっしゃいました。

「あなたが蒔いた種。大根だと思っていた種は、メロンの種だったってこと」

 

ガーン!すべては自分が蒔いた種。僕が大根だと思っていた種は、メロンの種だったの。そして、それを蒔いたのは自分なの。

こういうことってありますよね。

 

種を蒔いたから花が咲きます。それが当たり前!

 

でもね、花が咲かなかったら…。

 

そんなのおかしい!こんなにがんばってるのに!

そんなふうに思ってしまうこと、よくあります。

 

思った結果が出なかったとき、人は「そんなのおかしい!」って感じてしまう。

でもね、原因と結果はつながっているからさ。

もしかしたら、自分が蒔いた種は、花じゃなかったのかもよ。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 すべては自分が蒔いた種

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。