期待をしてもいいんだよ。
「期待を手放す」って、どういうこと?
「期待を手放すってどういうことですか?」という質問をいただきました。
ありがとうございます。
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あのね、「期待するな」って意味じゃないんですよ。
「期待」はね、するものなの。
「期待」はね、しちゃうものなの。
だって、親なんだもん!先生なんだもん!
「期待」していいんだよ。
だけどね、その「期待」の生まれた場所をちゃんと知っておかないといけないんです。
「期待」って、期待している人の内側から生まれたものなの。
この子には関係のないところで、勝手に生まれたものなの。
それをまず知ることが最初のステップです。
イライラの原因は内側
人間って勝手なものでさ、自分で勝手に期待しておいて、思い通りにいかないとイライラしちゃうの。
「高い金を払って塾に行かせているのに、なんだこの成績は!」
たとえ、この子が「塾に行きたい」と言ったとしてもだよ、最後に行かせる選択をしたのは親自身なの。
そこには、期待があるのだよ。
いろ〜んな期待がね。
だからね、期待に応えてもらえないと、イライラして怒りをぶつけちゃうんだな。
かわいい服着せたのに、汚してしまう。
せっかく料理をつくったのに、食べ残す。
そんなとき、イライラを感じたら、自分の内側にあった「期待」にそっと手を触れてみるといい。
イライラしている自分に気づく
つまりね、イライラしているのは、自分が勝手に生み出した期待を裏切られたと感じているから。
それを癒せるのは、自分だけなんだな。
ときおり、こんな先生を見かけます。
「こんなに指導しているのに!」
「何度言ってもわからない!」
「あの親は!」
「あの子は!」
うんうん、わかるわかる。
でもね、そのイライラの原因は相手ではないのだよ。
そのことに気がつけると、期待は手放せるんだな。
でね、教室の空気が整うんだ。
これ、本当です。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
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