期待を手放すと、子育てはもっと楽になるよ。

自己肯定感 子どもへの期待

ガッカリは期待の裏返し♪

期待しているからガッカリするんですよね。

先日もね、
読者様からこんなメッセージをいただきました。

「残念です」

 

意に沿わないメルマガだったのかな、
本当にごめんなさいね。

 

でもね、僕はこのメッセージから、
大きな気づきをいただいたのです。

 

「残念です」

そう書かれたメッセージを受け取り、
僕はハッとしました。

 

「あっ、
 この気持ち、
 子どもが感じている気持ちは
 こんな気持ちなのかも」

って気づかせてくれたのです。

 

いろんな考え方があっていいよ♪

ときおり、批判的なメッセージをいただきます。

それは全然、いいんです。

「そういう考え方もあるんだな」って、
勉強になるからです。

考え方は十人十色。

 

僕は自分の考えを100%正しいとは思っていません。

だから、いろんな考えがあっていい。

どちらも間違いじゃない

ただ考えが違うだけ

 

だから、
僕は一方的に発信しています。

「ただ発信する人になりなさい」

そうメンターから教えられたからです。

 

だけど、ときおり議論しようとする方が見えます。

でも、残念ながら、僕は議論はいたしません。

「あなたはこう考える。私はこう考える」

それでいいと思っているから。

どちらが正しいとか、
どちらが優れているとか、
どうでもいいんだもん。

 

期待に応えたいのが人間です♪

そんな僕だけど、
「残念です」とか「ガッカリです」というメッセージに、
心がザワザワ、泡立ったんです。

 

この気持ちはなんだろ〜♪

この気持ちはなん〜だろ〜♪

(谷川俊太郎『春に』より)

なんか期待させちゃってごめんなさいって思ってしまう。

そうか、人間だもの。

期待に応えたいと思うよね。

うん、そうか!
自分の中の「いい人」が顔を出すんだな。

残念は期待の裏返しだから、
ひどく心が凹むのですね。

 

子どもへの期待はね…

「こう育ってほしい」

そんな願いが親にはあります。

子どもに期待します。

子どもは、
その期待に応えようとします。

 

だって、愛されたいんだもん。

 

でもね、
期待に応えられないこともありますよ。

期待に応えきれないこと、いっぱもありますよ。

 

そんなとき、

大人はガッカリします。

残念だって思うの。

ときにはね、
その気持ちを、
言葉に出してしまうの。

 

でもね、
ガッカリするのは
子どもの問題じゃないの。

それを感じているは大人の方だから。

その気持ちを
選択しているのは大人
の方だから。

 

「何度言ったらわかるの?

 残念!ガッカリ!」

 

そんな言葉を受け取るたびに、
子どもたちの自己肯定感は失われていくのです。

 

期待に応えなきゃ!って思うけど、
期待に応えられない。

あぁ…、僕はダメな存在

あぁ…、私は価値のない存在

 

そうやって、
子どもに感じさせるような言葉
届けていないだろうか。

子どもたちを苦しめていないだろうか。

 

自分自身の言葉を
見つめ直したいと
心から思いました。

 

人間はだれもが期待に応えたい。

だって、愛されたいんだもん。

 

だからね、
心に留めておきたいことがあります。

期待が高ければ高いほど、
子どもは苦しく感じるということを。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

子どもに期待していることは何ですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。