問題は自分の内側にしかないんだよ♪

教育相談 子どもの悩み

問題の種は外側、根っこは内側

悩んでいる子ってね、
問題の根っこ
自分の外側に探しがちです。

 

でもね、
外側には問題なんて起こってないんです。

問題はいつも自分の中にあります。

 

たとえば、
あなたが同僚とのことで
悩んでいたとします。

周囲の人も、
あなたと同じように、
その同僚に悩んでいるでしょうか?

 

同じくらいのレベルで
悩んでいるでしょうか?

 

「うん、わかる、わかる!
 困るよね〜」

 

とは言ってくれるけれど、
果たして同じくらいの深刻さで
悩んでいるでしょうか。

 

世の中で起こっていること。

それは事実の連続です。

 

それをジャッジしているのは、
その人自身です。

 

「これは良い」

「こんなの嫌だ」

 

そう感じているのは、

あなた自身です。

 

内側に問いかけ続ける

悩みの種は外にあったとしても、
それを悩んでいるのは
あなた自身の問題なのです。

 

だから、
いつも問いかけることがあります。

「その悩みを解決するために、
 あなたができることは何ですか?」

 

子どもたちが
人間関係のトラブルを相談にきます。

僕はこう問いかけます。

「その悩みを解決するために、
 あなたができることは何ですか?」

 

一様に驚くわけです。

「先生がなんとかしてください」

なんて言ってきます。

 

場合によっては、

「生徒が困ってるんだから、
 助けるのが先生でしょ?」

なんて言ってきます。

 

甘えるんじゃないよ!

 

僕の目の前にいるのは中学生。


「助けてもらって当たり前!」
そんなマインドのヤツを
助けてくれる人なんて
卒業したらいないぜ。

 

「先生が動くのはね、
 君が、
 君にできることをすべてやって、
 それでもダメなときだけだよ」

 

助けるだけが教師じゃないの

たとえば、友だちに嫌なことをされたとする。

 

「嫌だって言った?」

「言ってません」

 

こんなとき、
先生が出ていくのは
むちゃくちゃ簡単なんだ。

でもね、
それじゃあさ、
困るんだよ。

世の中に出たときにさ、
嫌なことする奴、
いるよ。

絶対いる。

 

そんなとき、
「嫌だ!」って言えなきゃ、
逃げ出すか、
我慢するかの2択なんだ

 

この子の人生をハッピーにするのが
僕の志事だから。

 

そこは妥協しない。

 

「まず、
 嫌だって言ってみな。

 それでもダメなら
 助けてあげるから」

 

そういうことを、
常々伝えていく。

そういう意味じゃ、
僕は「使い勝手の悪い先生」だね。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

  子どもたちに届けたいものは何ですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。