あなたが抱える問題の根っこにある要因は何ですか?
因果の法則
僕のリスペクトするご上人さまの光静先生から伺ったお話に、『因果の法則』というものがあります。
物事には、原因と結果があり、起こった結果には、それを引き寄せた原因が必ずあります。
原因がわからないことはありますが、原因がないことはありません。
過去の記事はコチラ→因果の法則
さて、僕らは原因と結果のつながりをシンプルに捉えようとしてしまいがちです。
たとえば、AくんとBくんがケンカをしたとします。
だいたい子どものケンカなんて些細な理由で起こることがほとんどです。
「貸した物を返さない」とか「悪口を言われた」とか。
そんなとき、僕らはその「些細な理由」を原因だと考えがちです。
果たして、そうなのでしょうか?
「要因」とトリガー(引き金)は別物
「些細な理由」で「ケンカした」と考えます。
すると、その「些細な理由」を解決しようとしてしまいます。
とりわけ、指導する時間が限られているときには、そういう傾向があります。
「そんなことでケンカしてちゃダメよ〜♡」ってね。
でも!
その「些細な理由」はね、ただのトリガー(引き金)なのかもしれません。
「怒り」とは、コップの中の水のようなものです。
あふれるまで気がつきません。
ですから、「些細な理由」が引き金になって「ケンカした」のだけれど、その前にたくさんの要因が隠れているのかもしれません。
一見仲のよい(ように見える)二人ですが、実は感情のもつれがあった…なんてことはよくある話です。
光静先生は、このお話を『風が吹けば、桶屋が儲かる』ということわざで説明してくださいました。
一見関係ないような物事が実は別の大きな物事の要因となっていることは、実社会でも起こることです。
ですから、僕らはよくよく子どもたちを見つめなければなりません。
そう!
そういうアンテナを高くしておく必要があるのですね。
ハッピーな先生になるためのしつもん
あなたが抱える問題の根っこにある要因は何ですか?
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