アドバイスはいらない

子どもが話したがらない

我が子のためを思って、

ついついアドバイスを送る。

 

「あーしなさい」

「こーしなさい」

 

そう、

それは愛しているがゆえの行動。

 

 

だけど。

ちょっとだけ想像してみたい。

 

今夜あなたがこしらえた

渾身の手料理。

愛情をいっぱいかけて

手間暇をかけてつくった

自信作。

 

 

それなのに、

 

 

それなのに、

 

 

家族みんなが

アドバイスをくれたらどうだろう?

 

 

「もっと味付けをこうしたら?」

 

「もっと見映えをこうしたら?」

 

 

さてさて

どんな気持ちになるだろう?

 

 

愛してるがゆえの行動。

 

 

とはいえそれは、

目の前のこの子を

傷つけているのかもしれない。

 

 

アドバイスはときとして、

人を傷つける。

 

 

そのことを、

心に留めておきたい。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100のしつもん

アドバイスをされて、悲しかった経験はありますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。