ウチの子、がんばらないから成果が出ない!
「子どもはがんばったって言うんですよね。
先生もがんばってるって
言うじゃないですか?
でも、成績が上がってないじゃないですか?
どのあたりが、
がんばったなんですか?」
その言葉を聞いて、
ハッとしたんです。
「もう少しがんばってほしいんですよね。
結果が伴ってない
じゃないですか?」
そんな言葉も耳にしました。
あるお父さんが言います。
「結果が出て初めて
努力したって言えるんですよ」
ある人は言います。
「努力したら、
成果に表れるものですよ」
そうか、
そうなんだね。
努力したら結果に表れるもの。
絶対、成果が出るもの。
でも、それってさ
「がんばったら成果が出る」って話じゃなくて
成果が出たときだけ、
「がんばった」って
呼んでるんじゃない?
それ、苦しいよ。
結果が出ないこと
あるじゃん?
ダイエットしたって、
なかなか体重が落ちないときあるでしょ?
痩せないのは、
あんたの努力が足りないからだよ!
って言われたらどうよ?
苦しいよ。
絶対苦しい!
子どもたちはみんながんばってんだって。
ホントにがんばってんだって。
僕ね、
がんばってない子を知らない。
そのがんばりは人それぞれ。
ちょっとだけ考えてみてね。
僕ね、
ここ半年で15キロ痩せたの。
1日1食生活でね。
はい、ダイエットしているそこのあなた。
いい?
がんばったらね、
15キロ痩せられるんだよ?
15キロ痩せた人がいるってこと、
忘れないでね。
ホントに痩せたいの?
だったら、
1日1食にしなさいよ。
なんでやらないの?
努力が足りないよ。
何キロ痩せたの?
2キロ?
3キロ?
努力が足りないよ。
結果が伴ってないよ。
いい?
努力したら痩せられるんだから。
15キロぐらい痩せられるよ。
ほら、努力しなさいよ、努力。
やる気あるの?
な〜んて言われたら、
苦しいでしょ?
みんながんばってんだって。
それを認めてあげるところから始まると思うんです。
子どもの心を折っちゃいけないよ。
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
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