自分を理解してくれないと感じているあなたへ

パートナーにリクエストする

「どうせ」が口癖のあなたへ

 

他者が自分の思い通りに動かないことは、

よくあることです。

 

 

先日も

「旦那が理解してくれない」

そんな相談をいただきました。

 

 

僕はその「理解されたい内容」を旦那さんに伝えたことはあるかと尋ねました。

 

 

すると、

「どうせ伝えたってわかってくれない」

そんな返事が返ってきました。

 

 

うまくいっていない人は、

この「どうせ」が大好きです。

 

 

 

勝手な想像

 

妻が新しい企画の準備をしています。

まあ、その相談に乗るわけです。

 

 

で、よく登場するフレーズが、

「(相手は)こう考えてると思う」

「(相手は)こう考えてると感じる」

 

 

そのたびに、

「それって確認したの?」

「それって本当に?」

って尋ねる。

 

 

僕は人のエネルギーが見えるので、

違和感を感じたときは必ず「しつもん」するんです。

 

 

「感じる」だとか「だと思う」なんてフレーズもまた

「どうせマインド」が働いているんだよね。

 

 

 

伝えないと伝わらない

 

「ちゃんと伝える」

これが大事なの。

 

 

「義理の母が子どもを預かってくれない」というお母さんがいたの。

 

 

 

「なるほど。

 頼むとどんな感じなんですか?」

と尋ねると、

「頼んだことないです」との答え。

 

 

 

「どうせ無理なんで」だそうな。

 

 

 

パートナーシップも同じかな。

「旦那が何もしてくれない」的な相談って多い。

 

 

でも、ほとんどの場合は「何をしてほしいか」をちゃんと伝えてなかったりする。

 

 

 

シンプルに考えた方がいい。

「どうせ」なんて言葉は、勝手な想像でしかない。

 

 

 

まずちゃんと伝える

ちゃんと伝えて相手が動いてくれなかったとしてもさ、もともとゼロだったものがゼロのままなわけじゃん?

 

 

ノーリスクなんだよ。

「こうしてほしい」とちゃんとリクエストして、ちゃんと「断られる」から次の一手が見つかるわけさ。

 

 

そういう意味じゃ、まずアクションが大事なの。

アクションを伴わないで、クヨクヨ悩んでいることほど無駄なことはないよねって思う。

 

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

パートナーにどんなリクエストをしてみますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。