息子が他の子を「お前呼ばわり」するんです。

子どもの言葉遣い

 

小2の息子がやたらとお盆休みに従兄弟と遊んだときに息子はやたらと『おまえ』を連発。

ちなみに息子が一番年下。相手は小4と中1。

私も、おまえはやめてくれる?と息子に言うも直らず。

そして気づいたのは、私が夫におまえ呼ばわりされてる?ことでした。

私もおまえと呼ばれるのは好きじゃないけど、いちいちそこに引っかかってると、もたないので、平気なつもりになってました。

かといって、夫におまえと言うのやめてくれる?とお願いしたところで変わらないのも明白の事実。

この場合私にできることってありますか。

 

まず、何が問題かを明確にしましょうね。

 

 

息子さんが「お前」と言うのが問題だとします。

それならば、そこにフォーカスします。

 

 

旦那さんが奥様のことを「お前」と呼ぶのが原因だとして、それを旦那さんが言わなくなったら息子さんは「お前」と言わなくなるのか、というとちょっと違いますよね。

 

 

相談内容を読んでいると、息子さんが「お前」と呼ぶことよりも、旦那さんに「お前」と呼ばれることに反応しているようにも見えます。

まあ、これは僕のジャッジです。

ジャッジはよくないです(笑)

 

 

さて、質問です。

逆質問です。

 

 

息子さんが「お前」って呼ぶことと、旦那さんに「お前」って呼ばれること。

どちらが心に引っかかりますか?

 

 

って考えるとね、ま〜たぶん、息子さんの言葉なんて問題じゃないわけでして。

だって、息子がお兄ちゃんたちのことを「お前呼ばわり」することなんて、自分の人生に1㎜も影響を与えないわけだしね。

 

 

年上のことを「お前呼ばわり」すべきではないってのも、固定観念だわね。

だいたい「べき」とか「ねば」が出てきたら、そういうものよ。

 

 

んで、僕らはそんな「べき」と「ねば」に反応して、「これは良い」「これは悪い」ってジャッジするのね。

ま〜、つまりさ、問題を問題にしているのは誰ですか?って話なわけよ。

 

 

 

んで、結局旦那さんに「お前」って呼ばれるのが嫌なんだよね。

そこは自分の人生に影響を与えるわけじゃん?

 

 

ってことはですね、「私にできること」は一つしかないわけですよ。

それは「リクエストする」です。

 

 

「お前って呼ばれるのは嫌」はリクエストではありません。

文句です。

不平です。

 

 

リクエストは、相手に受け取りやすい言葉で届けるギフトです。

人間関係を整えるお願いです。

なんかこれ、ムッチャいいフレーズですね。

天才だな、オレ。

 

 

 

なので、もう1回書いておきます。

リクエストは、相手に受け取りやすい言葉で届けるギフトです。

はい、コピペしました。

 

 

あなたが呼ばれたいお名前は何ですか?

それ、ハッキリしていますか?

 

 

そして、その言葉で呼んでほしいとリクエストしましょう。

まず、リクエストです。

 

 

えっ?呼んでくれない?

だ〜か〜ら〜、人生はできるかできないかじゃないの。

いい?

まず、リクエストしなさい。

 

 

「できることは何ですか?」という質問です。

まず、やってみる。

これが大切です。

 

 

ちなみに、僕は「くれちゃん」と呼ばれますが、できれば「くれちゃん♡」と呼ばれたいです。

大切なのはハートです。

 

 

「私は○○って呼ばれたいの!」ではありません。

「私は○○って呼ばれたいの♡」です。

やっぱ、ハートは大切ですなぁ。

 

 

あなたに贈る魔法の質問

 呼ばれたいお名前は何ですか?

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。