子どもの成績にガッカリしちゃうあなたへ

母子でパソコンをしている画像

子どもの成績が良いことは、

子育てがよかったからではない。

 

 

スポーツにしろ、

勉強にしろ、

同じ。

 

 

それは、

その子のがんばり。

 

 

親の「良い、悪い」ではない。

 

 

スポーツの世界では、

レギュラーの選手と補欠の選手がいる。

 

 

レギュラーの子の親が偉くて、

補欠の子の親は悪いわけではない。

 

 

1位の子の子育ては正しくて、

予選落ちの子の子育てが間違いだったわけではない。

 

 

それとこれは、

別問題だ。

 

 

東大に行った子の子育ては正しくて、

中卒で働く子の子育ては失敗なのか。

 

 

そうではない。

 

 

子どもは、

親を評価するための資料じゃない。

 

 

「他者よりも優秀な子どもを育てなきゃ」と思い、

子どもを追い込んでしまう親がいる。

 

 

小さなころから、

あれやこれやと習い事をさせる。

 

 

成績が悪いとガッカリする。

子育てが悪かったのかと自分を責める。

DNAが悪いんじゃないかと旦那さんをうらむ(笑)

 

 

「こんな成績をとって恥ずかしい」」とか言っちゃう。

子どもの成績が悪いと、

なぜあなたは恥ずかしいのか?

 

 

子どもの成績。

子どもの評価。

 

それは、あなたの評価ではない。

それはすべて、

その子のがんばりであり、

その子の評価なのだよ。

 

 

ただ、応援するだけでいいのだ。

期待はいらない。

ただ、我が子のがんばりを応援するだけでいい。

 

 

子どもは親の所有物ではないのだ。

子どもはね、お母さんを幸せにするために生まれてくるのだ。

だから、「子どもの成績が良いこと」でしか幸せを感じられないお母さんを選んで生まれてきた子は、きっと必死になってがんばるだろう。

 

 

そういう意味では、

あなたの在り方はとても重要だ。

 

 

だが、忘れないでほしい。

 

 

親のために勉強する。

親のためにスポーツをする。

それって、ちょっとビミョーじゃねえか?

 

 

親として、どう在りたいか。

ちょっと立ち止まってみるといい。

 

 

魔法の質問

自分を満たすために何ができますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。