お母さんの通信簿♡
7月、12月、3月と、年に3回。
あなたの「母親ぶり」が、数字で評価されるとします。
通知表が届くのです。
洗濯…4
まあ、たたみ方の面で多少雑さは残るけど、よくがんばっています。
料理…4
味付けは良いですが、作るのに時間がかかります。
片付け…2
できていません。来学期に期待しています。
掃除…1
やる気が見られません。
まだ、続けますか?(笑)
世の中に手を抜いてるヤツなんていないの。
みんな、一生懸命やってんだよ。
それを数字でジャッジされるのって、なかなかきついよなぁって思う。
そのうえ、家に帰ったらさ、こう言われるの。
「何、やってるの、お母さんは!3丁目の山田くんのお母さんはもっと美味しい肉じゃがが作れるのよ!」
「今度、掃除が1だったら、もうご飯抜きよ!」
「こんな成績を取ってきて、娘として恥ずかしいです!」
あぁ、辛いねぇ…、辛い。
オール5の自信があるお母さん以外は辛いよねぇ。
そうそう自分のがんばりを数字にされた挙げ句、
「あれがダメ」「これがダメ」って
ダメ出しされたら辛いよなぁ。
そう思わない?
えっ?
思う?
思うの?
それなのに、子どもの通知表を見て、
「あ〜だ」「こ〜だ」
言いたくなるのはなぜだろう?
えっ?
勉強は大事だから?
あ〜、なるほど。
家事も大事だぜって話ね。
あなたがやってる仕事は無駄じゃないぜ。
大事だぜ。
でもさ、オール5かい?って話なわけ。
完璧を求められたら苦しいよ。
自分ががんばってることを数字にされる。
それそのものがけっこうきついよなぁって思うのだよ。
そうやって、子どもを取り巻く問題はね、いったん自分に置き換えてみるんだ。
すると、見え方は変わるんだよ。
魔法の質問
何を評価しますか?