子どもと何して遊ぼうか?
この春、小学生になる次男くんとふたり。
上海ディズニーランドへ行ってきました。
帰り際、
「お父さんは楽しかった?」
って次男くんが尋ねるんです。
僕は答えます。
「お父さんは、◯◯ちゃんが楽しそうな姿を見るのが大好きだから。
◯◯ちゃんが楽しかったなら、お父さんも楽しかったよ」
それを聞くと、彼は嬉しそうに駆け出しました。
帰り道。
地下鉄に乗ると、彼はそのまま電池が切れてしまいました。
抱きかかえる。
ずいぶん大きくなったその身体を支えながら、僕はやはり大きな幸せを感じていました。
僕は、おそらく世のお父さんよりも子育てに参加していると思います。
だから、周りの人から「偉いね」とか「がんばってるね」とか言われるんです。
でも、それは違うのです。
僕は偉くもないし、がんばってもいないのです。
ただ、それが「好き」だからやっているのです。
「大切にしたいこと」を大切にしている。
ただそれだけなのです。
そもそも、子育てなんて、努力してやるものじゃないと思うのです。
人間以外の生き物は、努力して「子育て」をしているようには見えないんですよね。
子育てなんて「習うもの」でも「学ぶもの」でもないと思うのです。
それに、人間の歴史の中で、「子育て」なんてものを学ぼうとし始めたのは、ここ最近の話なのです。
生き物なんて、すべて子育てしてるわけだけど、そんなもの学んでるの、人間だけですよ。
ですから、そういうの、不自然だよねって思う次第です。
結局、湧き出たものが正解じゃないのかな〜って思うのです。
子どもが笑ってたら、うれしいじゃん?
子どもが楽しそうなら、嬉しいじゃん?
それでいいんだよね。
それだけでいいんだよね。
湧き出たものを信じて、楽しんで子どもと接すればいいじゃん?
それが子育てだって。
頭じゃなくて、心を使うのさ。
どうせ正解なんてないんだもん。
子どもとつながる問いかけの魔法
子どもとの一番の思い出は何ですか?